lambert666のブログ

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ブログというか殴り書き

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今回は渋谷サンロッカーズです。

 

①今夏の補強動向

IN

長谷川智也(←シーホース三河)

山内盛久(←琉球ゴールデンキングス)

ブランデン・ドーソン(←ハポエル・テルアビブ)

菊池真人(←仙台89ers)

ジョシュ・ハレルソン(←大阪エヴェッサ)

 

OUT

藤高宗一郎(→大阪エヴェッサ)

大塚裕土(→富山グラウジーズ)

アキ・チェンバース(→千葉ジェッツ)

アールティー・グイン(→未定)

アイラ・ブラウン(→琉球ゴールデンキングス)

 

②注目の新加入選手

長谷川智也

三河から新加入。大塚商会時代には営業マンとしても活動したという異色の経歴も持つ選手。

シーズン前の韓国遠征でも活躍しており期待がかかる。

シーホースではシックスマン的存在でチームに貢献していたが、新天地ではスターターの地位を目指す。

 

ジョシュ・ハレルソン

 

大阪から加入したビッグマン。

ビッグマンでありながらもアウトサイドからのシュートを得意とし、大阪ではリバウンド確保を任され平均11.7の数字を残している。シュートブロックも持ち合わせている。

難点としてはアウトサイドにポップすることが多い選手なので、機動力のあるビッグマンが相手だと完全に抑え込まれる点がある。ビッグマンでありながらもインサイドでのスコアリング能力は高くない。

また判定に対して感情的になってしまう一面もあり、大阪ではテクニカルを取られる場面もしばしば見られた。チームが上手くいかない時にメンタルコントロールできるかもカギ。サクレとのスペーシング確保/両立できるのかもみどころ。

 

③キープレイヤー

広瀬健太

昨季のB1スティール王。ホームアリーナである青山学院大学出身の選手。

あらゆるスタッツ部門で成績を残していることから分かる通りオールラウンダーな選手で、ベテランとしてチームを支える存在でもある。

年齢的なことを考えても長いシーズン通してフル稼働は難しそうだが、今期も健在ぶりをアピールしてほしいところ。

 

④予想デフスチャート

PG ベンドラメ/伊藤/山内/清水

SG 長谷川/山内/清水

SF 広瀬/ドーソン/満原

PF ハレルソン/満原/菊池/ドーソン

C サクレ/ハレルソン

 

PGは引き続きベンドラメと伊藤の二頭体制。SGは長谷川がメインで山内や清水を混ぜ合わせるような起用法も有り得るか。

ON1時には広瀬を休ませて満原や菊池で繋ぐ起用法も。

気がかりなのはサクレとハレルソンの両立。スペーシング(特にリバウンド面)でノッキングが起こる可能性も。

またコーチングスタッフにも手を加えておりACには前琉球HCの伊佐氏や海外でのスタッフ経験豊富なベイリー氏を招いており、日本バスケ界ではまだ珍しいスキルディベロプメントコーチの招聘も発表している。

 

 

⑤チームの展望や今後の課題

Bリーグ化に際して青山学院記念館をホームタウンとするウルトラCプランを発表し、脱企業クラブとしてファン獲得へのマーケティング活動も積極的に行うなど、コート外の活動も精力的に行っているチーム。

今季からはチーム名もサンロッカーズ渋谷へと統一するなどホームタウンを重視するような傾向も見られそうだ。

肝心の観客動員は2200人程度と、"若者の街・渋谷をホームタウン"とアピールした程の効果は見られず、横浜などに喰われた格好となったが、今期は更なる観客動員増加が目標となるか。

 

一方コート内に目を移すとチームの成績面はNBL時代から中堅という成績が続いており、プレーオフでは上位シードに敗退続きというのが現状。この状況を打開するだけの大掛かりな補強とまではいえず、競合ひしめく東地区を戦い抜くのは容易ではない。

しかし川崎・A東京・千葉に劣れどこそ、選手の流出の続いた栃木相手や北海道には戦えるだけの戦力はあるというのが見方だろう。

2季連続のプレーオフ進出は相当ハードなミッションとなるが、意地を見せて欲しいところ。

 

若者の街・渋谷をホームタウンとしアリーナのアクセスも良好と、コート内外でのポテンシャルも秘めた中堅クラブというのが渋谷の立ち位置でしょう。