お城や歴史的跡地が好きな私ですが
実は皇居にいったことがなかった私。

日比谷や東京駅に遊びに行くことは
たくさんあったのですが


皇居は『天皇陛下が住んでるところ』
というイメージで

どうしても江戸城の跡地という
感覚がなかったのです。


でも親しい友人で
同じようにお城好きな人がいるので


その友人に言わせると
皇居は大阪城や小田原城と同じように
江戸城の浪漫が感じられる場所


とのことで
それならば!と見学にいってきました。


まずはコチラの門から入りました。





石でできた塀とこの敷地のコーナーの
小さな砦のようなところが

お城感たっぷりです。

 

なぜこの門からあえて入ったかというと

やはり江戸城といえば
桜田門外の変を思い出しますからね。

この桜田門から
入りたかったというわけ。


なるほどここに入ろうとする
絶妙なタイミングで

井伊直弼は殺されてしまったのか…


井伊直弼について少し…

井伊直弼は日本が鎖国か開国かと
揺れている頃

開国派だった大老です。


井伊直弼は
外国の力の強さを知っていたので

今は開国して他国と条約を結び
戦争を避けることこそ

日本の安泰と考えていました。


『いや、日本に外人は入れぬべし』と
鎖国派の侍たちに

3/3にこの桜田門外あたりで暗殺された
有名な大老です。


そんな場所にいると思うと
歴史を感じますね。



門の中へ入るとまたさらにお堀が。

厳重に守られていたんですね。




そして驚いたのは
敷地の広いこと広いこと。


東京のど真ん中に
こんなにまだ敷地があったのか!!

このスペースは何用なんだろうと
思うほど広すぎるくらいの

何もないスペースが広がっていました。



そしてその奥には東京のビル群。



お城の周りには
やはり松がたくさん並び

日本の侘び寂びの雰囲気を
醸し出しています。



やはり松の木は和のイメージに
よく合いますね。



松の木や石の壁、お堀の周りにいると
タイムスリップしたような気分になります。


ほらこんなにお城の内側にいるような
気分です。


でも一度視点をずらすと…

近代のビルが見えて
なんだか不思議と面白い景色。


この皇居の敷地の内側だけ時間が止まったかのような、そんな感じ。



この東京のど真ん中に
こうして歴史が残されていたなんて

今まで全然意識が向きませんでした。


灯台下暗し!

近場の東京にも
まだまだ遺跡は残されているはず!

桜田門、虎の門、大門…

たしかに東京の駅には
門がつく地名たくさんありますものね。

みんな江戸城に入るための
門だったのかと改めて

江戸城のその威容を知りました。

皇居見学にきてよかったです。