ローマの休日でおなじみの
スペイン広場までやってきました。
オードリーヘップバーンが
ジェラートをほおばるシーンの階段広場

こちらはイタリアなのに
なぜスペイン広場というかというと
以前このあたりに
スペイン大使館があったからなのだそう。
階段にのぼるその手前には
バルカッチャの泉があります。

この泉もトレビの泉と同じように
水飲み場として作られたもの♪
トレビの泉に比べたら
それほど豪華ではありませんが
この小さなボート型の泉も
かわいくて素敵ですね

それにしても、スペイン広場も
世界的な観光地なだけあって
凄い人の数でお祭りのようです。

人がうじゃうじゃ。
優雅に腰を下ろせる余裕もありません。
ヨーロピアンのカップルは
すき間をみつけて腰を下ろしていました。

なんとなくさまになりますね
アジア人の私たちは
「よっこらしょ」と腰を下ろすと
年よりくさくうつってしまうんですよね

人種差別するつもりは毛頭ありませんが
なんでしょうね、この違いは・・・
それにしても
本当に人が多いこと人が多いこと。
人の多く集まる場所には詐欺師も
たくさんいるそうです

ガイドさんに教わってビックリしました

ここでこのスペイン広場にいる
代表的な詐欺師を
3パターンお伝えしましょう。
皆さんもイタリア旅行のときには
彼らに気をつけてくださいね

まず、第一にわかりやすいのが
ボッタクリのグラディエーター★

剣闘士に扮して
いろいろな観光地をふらふらしています。
コロッセオの近くにもいました。

私たちははるばる日本から来ているので
カメラ片手に歩いてますよね。
ファインダー越しに
グラディエーターがいたら思わず
シャッターをきってしまうのではないでしょうか。
そこへ
「おい!今写真撮っただろう?
モデル料として100€よこせ!(1万円くらい)」
といった感じ。
けっこうな剣幕でくるので
トラブルに巻き込まれたくないと思ってる
日本人は払ってしまうことが多いのだとか。
また「撮ってくれ~」と
にこやかに近づいてきて
撮り終えたとたん
豹変するパターンもあるそう。
次が
バラの花束押し売り詐欺師★
そのテクニックは
予めカップルで歩く観光客をみつけ
男性と女性がほんの少し離れた隙に
女性にきれいなバラの花を
一輪渡してきます。
It's Free!! No cost.
This is gift for your beauty from god.
「ただだよ。ノーコスト!!
君の美しさへの神からの贈り物だよ。」
なんて言いながら渡してきます。
ただだといわれて渡されたら
ポケットティッシュをもらう感覚で
受け取ってしまいますよね。
それを女性が受け取ったら
すぐに男性の方へ行き
「あの女性はお前の連れだろう。
ほら遠くからでも
赤いバラの花を持っているのが見えるだろう。
お前からお金をもらうように言われている。
100€よこせ!」
といった感じで女性にはただといって
連れの旦那様なり彼氏から
とるといった詐欺師。
最後は
ミサンガ巻き付け詐欺師★
ミサンガ巻き付け詐欺師というのは
にこやかに感じよく
つたない日本語で話しかけてきて
「コンニチハ、
アナタハジャパニーズデスネ?
ワタシジャパン、ビッグファンデス」
と言いながら握手を求めてきます。
そこで嬉しくなって握手をしてしまうと
さあ大変!
その手をぎゅっと強く握られて
もう一方の片手で
巧みにミサンガを巻き付けて
固結びされてしまいます。
切らないとほどけないように
強く結びつけてくるのです。
そして
やはり同じように
100€くらい請求してきます。
この背にしている人の手の中を
よく見てください。

左手にミサンガを持って
獲物を待っている様子。
ばれない様に手の中に包んでいましたが
私はみつけてしまいました。
ほらこんなに被害のあとがあるんですよ。
私、こんなに拾っちゃいました。

詐欺師が多い場所だと聞いていましたが
本当にうようよ見かけます。
皆さんも観光に気を取られ
狙われないように
要注意してくださいね!