晩秋の11月もみじ


私の秋の夜長は
読書をして過ごしています。


最近は市で運営している図書館で
本を借りてはコツコツ読み進めて


そんな時間は教養を深めるのに
一役かってくれています。


毎回3冊くらい借りますが
今回とても素晴らしい本と


ご縁がありました。


本のタイトルは
『葉書はサッと書く』といった

なんとなく内容がわかりそうな本。







きっともらったプレゼントや手紙、
もしくはお悔やみやお祝いなどに対して

葉書でいいからサッと書く
習慣をつけましょう。


といった内容なのだろうと
タイトルから中身が予想しやすいので


『葉書や手紙に関しては、
私はもともとマメだから今さら読んでも…』

とあまり期待もせず読んでみたところ

これがとても面白い!



お便りの文書例や
お便りを出すことの真髄などが


細かく分かりやすく載っているし
万葉集や古今和歌集も

いくつか例としてのっています。



マナーについても
まだ私もしらなかったことが

色々とのっていました。


とても楽しく
納得しながら読み進めました。



あまりに気に入って思わず

同じ本を本屋さんに
探しに行ってしまったくらいにひひ


さらには!!


生まれてはじめてファンレターまで
書いてしまいました。





ファンレターの内容は以下の通りクローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー



清川妙先生、はじめてお便り差し上げます。


この霜月、秘書検定受験の後
ふらりと立ち寄った市の図書館にて

『葉書はサッと書く』というご本と
運命的な出会いをしました。


そのご本の豊かな表現と
お便りの真髄に触れ


無性にお便りを出したくなり
筆をすすめています。

そのご本に魅せられ、
思わず読んだばかりの本を
書店でもとめて帰宅したところです。


このようにファンレターなるものを
書いたことは一度もありません。


突然のお便り、
失礼かと存じましたが

導かれるように出会った素敵なご本の
産みの親である清川先生に

一言感謝を申しあげたく
お便りいたしました。


来るクリスマスに向け
金色に輝く街の中

ひと足早くサンタクロースからの
プレゼントが届いたようでした。

素敵なご本をありがとうございました。


平成24年11月21日クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー



実はこの文章は、
こちらの本に書いてあることに

忠実に従って書いています。


清川先生曰くお便りのコツは

①葉書でいいから、
心が動かされたその瞬間に迅速に書く


②季語のあいさつや頭語を入れずに
相手を想像し、親しみと敬意を込めて

名前を呼びかける書き出しにする


③相手を誉める言葉を盛り込む


④何がどう心動かされたのかを
具体的に感想をいれる


⑤自分のことにもサラリと触れる


⑥今の季節が感じられる内容を盛り込む


⑦色を表現する言葉をいれ躍動感を出す


⑧日付を必ず明記する


⑨綺麗な字でなくとも
丁寧に心をこめて書く


⑩官製葉書でいいから
自分なりのアレンジをする



この本に書いてあった
10ヶ条に習い書くことこそ


先生への感謝の気持ちになるのでは?と
おもったのです音譜



官製葉書のアレンジとして
色鉛筆でイラストを描きました。







表はサンタクロースが
先生の本をもっているところ(笑)


やや子供っぽくなっちゃったけれど
きっと先生には伝わるはず!


こちらの本は
2000年に出版されているものなので

先生は御年92才くらいの大先生でしょうか?


元気でいらっしゃることを祈って
葉書に想いを託しました。



人生の先輩からは
学ぶことがたくさんあります。


いい本と出会えて
本当に良かったとおもっています。