何度かブログでお話していますが
私の妹が2月17日にママになりました。
元気な男の子のママです。
最初に病院にかけつけた時は
赤ちゃんへのプレゼントよりも
出産という大仕事を乗り越えた妹に
ホッとできるものをおくりたかったので
「頑張ったね♪」という気持ちを込めて
かわいいチョコレートの詰め合わせを贈りました。
でも、きちんとした赤ちゃんへの出産祝いも
当然贈りたいと思っていたので
何を贈ろうか、毎日悩んでいました。
洋服やおもちゃもいいし、オクルミもいいし・・・・。
欲しいものを聞いて贈るのは現実的でいいけれど
私にとってギフトの定義は
「たくさんの時間を費やして
何が喜んでもらえるかしら~」と頭をひねっている
その時間こそが一番のプレゼントだと思っています。
気持ちのプレゼント。
愛情のプレゼント

だから現金のプレゼントや
受け取り手が自分で選べるカタログのプレゼントは
正直あまり好みません。
仮に自分にとって必要でないものでも
「私のために選んでくれたんだ」とおもうと幸せな気分になるからです。
さて、そんな妹への出産祝いに何をあげるか本当に悩みました。
1ヶ月後にはもう一度赤ちゃんと会える予定だったので
それまでに最高のプレゼントをおくりたい★
いろいろ悩んだ末に私がきめたプレゼントは
世界にひとつだけのプレゼントです。
その中身はというとこちら↓

かわいい絵本です。
なぁんだ。普通ね・・・とガッカリしないでください。
この絵本は開くと、
赤ちゃんの名前と私の添えたメッセージが!

あなたのために、特別に作られたお話の本です。
みんなに愛されて生まれてきたことを
いつもどんなときにも忘れないでね♪
そしてお話を開くとその物語のタイトルは
「きょうくんがやってきた日」
そうです。赤ちゃんの誕生のお話絵本なのです。

この絵本はオーダーメイドでつくってもらった絵本なのです。
赤ちゃんの名前だけでなく、パパやママ
生まれた病院や先生、
身長や体重、住んでいるところ、
誕生の際にかけつけてくれた人たちの名前など・・・・
いろいろな情報を含みながら
お話が完成していくのです。
まさに世界にひとつだけの絵本。

「きょうくんの手や足を触るのもママは大好きだったの・・・・」
物語の主人公が赤ちゃん本人なので
自分で文字が読めるようになったころには
きっとわくわくしながら読み進めてくれるでしょう。
まだ生後1ヶ月と少しですが
自分で絵本を持って読める頃の姿が思い浮かばれます。
こどもでも読めるように
全部ひらがなになっているところがまたいいのです。
小さい頃いつまでも指しゃぶりが治らない私のために
パパが絵本を書いてくれたことを思い出します。
たしか遠い記憶をたどると
「コンコンたぬきの指しゃぶり」
ってタイトルだったような・・・・。
でもコンコン鳴くのはキツネだから記憶違いかしら??
タイトルや内容は正確に覚えていなくても
何度も読み聞かせてくれたパパの低い声や肌のぬくもり・・・
たくさん愛情をかけてくれた大切な時間は
今でも心にあたたかく蘇ります。
妹の子供にも人の愛を感じられる子に
育ってほしい。
そしていつか人に愛を与えられる人になってほしい。
そんな思いからこのギフトを選んだのです。
まさしく世界にひとつだけのプレゼントが贈れました。
喜んでくれているといいなぁと願っています。