野町和嘉さんという有名な写真家がいます。
私の母もこの野町和嘉さんの写真に魅了された1人で
そんな母に誘われて
恵比寿にあります東京写真美術館にて
この野町和嘉さんの写真展「聖地巡礼」を見学しました。
ちょうど3月28日~5月17日まで展示されているそうです。
写真展に親子で来るのは久方ぶりです。
信仰に問わず、宗教の世界に身をおく方たちの
日常であるとか信仰にかける情熱のその瞬間を
写真という形におさめて
離れた町で暮らす私たちに、そのありのままを伝える。
写真はいろいろな瞬間を
何の言葉も使わないまま語りかけてくれます。
まるで絵のような鮮やかな彩色の
これらすべてが儀式や礼拝の瞬間
神を信じ生かされていることに感謝をしながら生活している
こちらに写っている方たちにとっては
あたりまえの日常の光景の写真なのです。
情報のあふれている昨今
TVで伝えられることとも映像だけでなく
音声やテロップ、それに加え出演者の感想も含め
色々な情報を一度に得られるようになりました。
写真は、ただただ静かなのに
深くゆっくり語りかけてくれる感じがします。
野町さんの嘘のない真実の写真に
心があらわれる思いがしました。
母と同じく
私も野町和嘉さんの写真に魅了された1人となりました。