ー30歳からのバイオリズムを読み解き

あなたらしい人生へと導くー
ユアセラピスト
藤城 茉莉花です。 
 
 
 
平成から令和に変わったGW中

中日新聞で

『子供の本と平和 美智子さま講演録』

と題した前皇后美智子さまの講演録が連載されていました。
 
 
 
その中で、5/4付の内容がとても心に響いたので
一部をご紹介します。
 
 
 
『私の子供の時代は、
戦争による疎開生活をはさみながらも、
年長者の手に護(まも)られた、
比較的平穏なものであったと思います。

そのような中でも、
度重なる生活環境の変化は、
子供には負担であり、
私は時に周囲との関係に不安を覚えたり、
なかなか折り合いのつかない自分自身との関係に、
疲れてしまったりしていたことを覚えています。

そのような時、何冊かの本が身近にあったことが、
どんなに自分を楽しませ、
励まし、
個々の問題を解かないまでも、
自分を歩き続けさせてくれたか。
私の限られた経験が、果たして何かのお役に立つものかと心配ですが、
思い出すままにお話をしてみたいと思います。
 
 
 
まだ小さな子供であった時に、
一匹のでんでん虫の話を聞かせてもらったことがありました。
不確かな記憶ですので、今、恐らくはそのお話の元はこれではないかと思われる、
新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」にそってお話いたします。

そのでんでん虫は、ある日突然、
自分の背中の殻に、悲しみが一杯つまっていることに気付き、
友達を訪(たず)ね、
もう生きていけないのではないか、
と自分の背負っている不幸を話します。

友達のでんでん虫は、
それはあなただけではない、
私の背中の殻にも、悲しみは一杯つまっている、と答えます。

小さなでんでん虫は、別の友達、又別の友達と訪ねて行き、同じことを話すのですが、
どの友達からも返って来る答は同じでした。

そして、でんでん虫はやっと、
悲しみは誰でも持っているのだ、
ということに気付きます。
自分だけではないのだ。

私は、私の悲しみをこらえていかなければならない。

この話は、このでんでん虫が、もうなげくのをやめたところで終(おわ)っています。」
 
 
 
ここからはマリオモードですのでご注意!
 
 
 
『私は、私の悲しみをこらえていかなければならない。』
のだよ!!
 
 
 
わたしもここ数年でわかってきたので
えらそうなことは言えないけれど

悲劇のヒロインな自分に浸って
何かのせいにして乗り越えようとしない人がいたりすると

「みんな大なり小なり抱えながら生きているんだよ!
どうして乗り越えようとしないの!!」

とマリオは思わず喝を入れたくなります。
 
 
 
あなただけではない。
 
 
 
わたしは乗り越えようとあがいている人の力になりたいと思うのです。
 
 

 
 
 
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