『こころの科学』
というこころを専門で扱っている雑誌がありまして

最新号では『グループの力』が特集されていました。



その特集の記事が素晴らしい内容でしたので
一部を抜粋してご紹介します。



「人は人を、励まし支えることができる。

生活を具体的に援助するだけでなく、

『応援している』

『信じている』

という言葉が気持ちを励ます。

暮らしをともにする人、
苦労を分かち合う仲間の言葉に励まされることは日常の普通の出来事だが、
改めて考えると不思議な経験である。

言葉による励ましの力の秘密は、乳幼児期に日々の生活をともにする養育者との体験のなかで言葉を学ぶことにさかのぼる。



言葉がなくても、自分を見守る眼差しは人を支える。
信頼している誰かが自分を気にかけている姿を感じることで、
安心して勇気をもって生きていけるようになる。

乳幼児期に養育者への社会的参照として始まる信頼感は、
成長すると脳における他人の表象として内在化され力を発揮する。



科学技術が発展し経済が豊かになり、
人々が助け合わなくても暮らしていける社会が実現した。
農業も工業も機械化し、必要なものはすべてネットで手に入る。
苦しい状況に至ると、それが幻想であることに人は気づく。

人は、人の中で生きている。

物も、誰かがそれを考え作っている。



人は、互いに信頼し励まし支え合うことで、生活し人生を送ることができる。

物があふれ独力で暮らしていると錯覚しがちな時代だからこそ、人の絆の相互性を忘れないでいたい。」



精神科医療・心理療法の分野では
治療の一つとして
グループを回復や成長のために活用する
集団療法が用いられます。



治療ではなくても
例えば、わたしが今参加している起業塾でも
回を重ねるごとにグループの力を感じています。



共通の目的に向かって
時間を共有することで
一人ひとりの能力がグループの力でさらに伸びるんですよね。



なので活動を再開したら
(※仕事の都合でセラピスト活動は3月まで休止中)
グループワークのメニューを作りたいと思っていました。



漠然と思い描いていたメニューが
起業塾である美宝塾に通うことで
ようやくかたちになりました



夢見る大人を育成するためのグループワークです



20日の春分の日。
宇宙元旦の日にモニターを募集させていただく予定ですので

どうぞよろしくお願いいたします



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