今日は震災以降はじめて
2011年と同じ、金曜日で迎える3.11ですね。



今日、美容院へ行きまして
カラーをしてもらっている間に
女性雑誌の震災特集を読んだんですね。



確か、脚本家の宮藤官九郎さんだったと思いますが
このようなことをおっしゃっていました。



「岩手、宮城、福島を被災地と呼び、
そこに住む方を被災者と呼びますが

あの日、日本に住む人全員が傷つきました。

だから、日本が被災地で
日本に住んでいる全員が被災者なのです」



うまく言葉にできませんが

傷ついた大地の姿を見て、わたしも傷ついたけれども

直接被害に遭ってないのに

もっと傷ついている人がいるのに

傷ついたなんて言えないと思っていました。



5年間ずっと、震災前と変わらない生活を送れていることに罪悪感を感じたりしていました。



「みんなが被災者」


という言葉に

そのように考えたら、またちがうものが見えてくるな~

と思えました。



今も癒えない思いを抱えて
東北の地で生活をしてらっしゃる方たちのために
わたしができることは形に遺すことだと思いましたので

出版予定の本の中で

「がんばろう石巻の会」
「さくら並木プロジェクト」
「さくらライン311」

の活動について、少し紹介させていただきました。



小さな行動ですが
バタフライ・エフェクトのように

(バタフライ・エフェクトとは
蝶が羽を動かすと、空気中の微粒子を動かし、
それがほかの微粒子を動かし、
さらに多くの微粒子を動かす。
やがて、地球の反対側で竜巻を発生させる
という理論で
ちょっとした行為がめぐりめぐって大きな影響を及ぼすことです)

世界を変える力になっていけたら。。。
と思います



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