あるミュージシャンの方がインタビューで



歌はスマホでどこでも動画で聞くことができるようになり
聞き捨てるモノになってしまった

歌い手側と向かい合って
メッセージを受け取って
自分のこころの科学反応を楽しむ人が
少なくなった



とおっしゃっていて

わたしは音楽業界の関係者でもなんでもないのですが



たしかにそうかもしれない。

でも、ちゃんと向かい合って
メッセージを受け取っている人も
たくさんいるだろうしな~



と真剣に考えちゃいました。



そして思い出したのが
アジアンカンフージェネレーションが



『マジックディスク』



というアルバムを出したときの音楽雑誌の記事。



アジアンカンフージェネレーションは
CDジャケットのイラストを手がける
中村佑介さんのイラストにこころひかれて

いわゆる「ジャケ買い」して
CDを聞いてみたら、よかったので
聞くようになりましたどっきゅん



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そんなアジカンの音楽の中で
わたしが一番好きなのは

浅野いにおさん原作で
宮崎あおいさんが主演した映画

「ソラニン」の主題歌の『ソラニン』



その『ソラニン』が収録されているアルバムが

『マジックディスク』です。



このアルバムを紹介していた記事が
とてもステキな記事で
読んですごくこころに響いたんですよね。



ちょっと長くなりますが、ご紹介します。



「音楽を愛するすべての人たちへ。

エジソンの発明以来

録音された音楽は常に回転し続けている

レコードからカセットテープ

そしてCDやMD

いつだって僕たちの音楽は回転し続けている

それはデータとしてハードディスクに移されたとしても

CDはいつかその役割を終えるかもしれない

それでも僕たちの音楽は回転し続ける

ハードディスクすら消え失せる未来が訪れるかもしれない

断言する 

それでも僕たちの音楽は回転し続ける

レコードに針を落とす

CDを手に取ってデッキに移す

すり切れるほど歌詞カードを読み込む

そんな音楽への愛情の蓄積が

ある種の回転として

音楽そのものに宿っているから

だから僕たちは 今一度

心を込めて音楽を回転させよう

そして音楽が持つ魔法のようなちからを徹底的に信じよう

そう 言うなればこれは

『マジックディスク』

日々を彩る音楽を乗せた 魔法の円盤だ」



わたしの結論は

どれだけかたちが変わっても
音楽が持つ魔法のようなちからを信じたいと思います好