こころに関する公的機関で働いていたときに
感じたのは



病気が発症してからの支援も大事だけれど



発症しないように予防する



ということも

こころの病気になってしまう人が
どんどん増えていっている現状を考えると

これからもっと必要なんじゃないかな 

ということ。



それが、ハートセラピストとして活動をはじめる
一つの動機になりました。



そして、アメリカではカウンセリングを受けることが
もっと気軽なのに
日本がそうでないのはどうしてだろう?



と思い、調べていたときに
興味深い文献をみつけました。



とても参考になり、ご紹介しようと思いますが
少し長くなりますので、ご了承ください。



「アメリカ人は心の中で起きていることを
知ろうとする傾向が強い。



自分の心の中で起こる

悲しみ・怒り・辛さ・苦しさなどを、

持ってはいけない感情・起こってはいけない現象などを
抑え込むのではなく、

全てはどれも自分の中で起こる素直な感情であり、

自分のものとして受け入れ、

認め、

理解しようとしている。



決して自分を

”おかしくなってしまった”

”どうかしてしまった”

と、その状況から目をそらしたり、

問題にフタをして
無いものと考えたりするのではなく、

しっかり見据えて
自分の感情や現実の問題と
向き合おうとする姿勢が強い。



カウンセリングを利用することで、

そういった感情そのものや
その感情のもととなる
自分が陥ってしまっている現状への

対処の仕方を学ぼうとする考えがある。



”こころの中に悩みや苦しみが生まれるのは
誰にも起きるごく普通のことで、

それに上手に対処し
自分の人生を有意義に生きるためには、

ひとりで抱えこまずに
カウンセリングを利用する”



といった姿勢は、彼らから学ぶことができる。」



『こころの中に悩みや苦しみが生まれるのは
誰にも起きるごく普通のこと』



その考えがどんどん広がって
自分らしく生きられる人が増えていったらいいな

と思います好