好きなマンガのひとつ
安野モヨコさんが、旦那さんである庵野秀明さんとの日々を描いた
エッセイマンガ。
『監督不行届』
庵野監督の生態!?について描かれていて
気分が落ちているときに読むと
なんだか元気になれる
そんなマンガですが。
このマンガの真骨頂は
最後に収録された庵野監督のインタビューにあると
私は思っています。
妻である安野モヨコさんに対する
愛情あふれるインタビューで
すごく好きなんです。
「嫁さんは巷ではすごく気丈な女性
というイメージが大きいと思いますが、
本当のウチの嫁さんは、
ものすごく脆く弱い女性なんですよ。
つらい過去の呪縛と常に向き合わなきゃいけないし、
家族を養わなきゃいけない現実から逃げ出す事も出来なかった。
ゆえに『強さ』という鎧を
心の表層にまとわなければならなかっただけなんです。
心の中心では、孤独感や疎外感と戦いながら、
毎日ギリギリのところで精神のバランスを取ってると感じます。
だからこそ、自分の持てる仕事以外の時間は全て嫁さんに費やしたい。
そのために結婚もしたし、全力で守りたいですね、
この先もずっとです。」
ギリギリのところで戦っている世の女子はたくさんいて
そんな女子が救われる言葉だと思います。
今日もステキな一日を