先日、図書館に行ったら
児童書コーナーに
先日お亡くなりになられた
松谷みよ子さんの特設コーナーがありました。
それを見て
そういえば
母が松谷さんの
「あかちゃんの本シリーズ」
を持っていたな~と思い出し
母から借りて読みました。
いわさきちひろさんの絵との
最強コラボな絵本。
ちょうちょ好きな私は
このページが好きです
この本の初版は昭和46年なのですが
あとがきを読んで
なんだかはっとさせられました。
「遠いはるかな祖先から
(子守歌として)うたいつがれた日本の旋律を
平気で投げ捨ててしまう。
あかん坊だもん、わかりゃしない…、
その合理性の浅さ。
こわいことです。
今年の春は蝶が少ないといって、
テレビなどでさわぎました。
世の中を便利にすることをいそがすぎた結果、
自然は荒れ果てましたが、
人間の心もまた、
荒れ果ててしまったのではないでしょうか。」
40年以上も前につむがれた言葉に
いろんなことを気づかされました。
今日もステキな一日を