昨日、児童文学作家の松谷みよ子さんが亡くなったというニュースを耳にしました。
私、子どもの頃、松谷さんの
「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズ
が大好きだったんですよね。

人間と人間以外のものが入り混じって登場する不思議な世界観で。
なにより、松谷さんがつづる
限りなく優しい文書が好きでした。
「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズの最終巻のはじまりには
こんなメッセージが残されています。
『ながいあいだ、
モモちゃんとアカネちゃんの本を、
よんでくださってありがとう。
ようやく6さつめの本ができました。
うれしいことに、アカネちゃんのなかよし、
タッタちゃんとタアタちゃんが、かえってきました。
かなしいのは、おわかれです。
でも、おわかれをしても、本は残ります。
いつまでも、かわいがってくださいね。』
松谷さんが残された本を
これからもかわいがっていこうと思いました
