ヤマアラシジレンマ
人間関係っていくつになっても悩まされたりしますよね。
そんなときによく思い出すのが
大学の授業で臨床心理の先生がよく引用していた
『ヤマアラシジレンマ』です。
『ヤマアラシジレンマ』とは簡単に説明しますと
ドイツの哲学者ショーペンハウエルの寓話で
ドイツの哲学者ショーペンハウエルの寓話で
寒い夜に、2匹のヤマアラシが体をぴったりとくっつけて温まろうとしたところ、
お互いのトゲが相手を傷つけてしまった。
傷つけないように離れると、今度は温まることができない。
そこで、トゲで傷ついても我慢できる、ちょうどよい距離感を探ったという話です。
本当によく授業の中で引用されていて
学生のときは知識として理解していたのですが
社会に出てはじめて、実感しました。
学生までは自分と合わない人とは関わらないという選択ができますが
社会に出るとそういうわけにはいきません。
ときには自分と合わない人と付き合わないといけないこともあります。
そんなとき、ヤマアラシジレンマの理論で
傷つかない距離ではなく
傷ついても我慢できる距離
で付き合うとうまくいくかもしれませんね
で付き合うとうまくいくかもしれませんね
ヤマアラシジレンマについて、おもしろい文献があったのでそちらもご紹介します