働くことがつらくなった時に読むと、またがんばろうと思える、パナソニックグループ創始者の松下幸之助さんの本。
私のお気に入りは、PHP研究所の機関誌での連載をまとめたこの本。
『道をひらく』
昭和40年代につづられたとは思えない、現代にも通じる教えがたくさん書かれています。
とてもためになる言葉がたくさんあるのですが、今、一つを選んでご紹介するならこれかな。
「ー素直に生きるー
逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。
素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、
順境に素直に伸びてきた人、
その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。」
この本はPHP研究所から出版されているのですが、PHPとは
『Peace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)』
という意味なんだそうです。
学生の頃からPHP研究所から出版されている本をよく読んでいましたが、この本を買ってはじめてその意味を知りました。
憲法問題など、平和の意味を考えさせられるこの頃。
PHPについても改めて考えさせられます。