今日の言の葉は
『しずり雪(しずり雪)』
いつもはメッセージの一部を紹介しているのですが、この言葉のメッセージが好きなので、長くなりますが、今回は全文をご紹介します。
冬の季語。
寒風に耐えかねて滑り落ちる枝の雪。
陽の光りを受けて、きらきらと舞う雪は美しい。
どことなく侘しさを感じるも、落ちた雪の下には新しい緑が眠り、春の到来が間もないことを予感させる。
「『自分ってだめだな』と思った時こそ、あなたの強さがスクスクと育っています。」
柔らかな枝は、雪の重みにしなりながら折れずに春を迎えます。
逆に硬くしっかりとした枝ほど、何かの拍子にポキンと折れてしまうもの。
人も同じ。
心が萎えたり、落ち込んだ時は、がんばらない。
がんばらない。
ひとやすみ。
ひとやすみ。
疲れたら休む。
泣きたかったら泣く。
あるがままの時間こそが、折れない心、しなやかな強さを育みます。
肩の力をぬきましょう。
心が下を向いた時は、自分に優しく。
強さは、たくさんの弱さでつくられています。