「CIPHER」は漫画雑誌LaLaで
1985年2月から1990年12月まで連載された
成田美名子さんの作品です。



成田さんの作品は人間の本質を描いた作品が
多いと思うのですが
その中でも「CIPHER」は
私の人生観に大きく影響を与えた作品です。



リアルタイムでは読んでいないのですが
高校生の頃、LaLaを購読していて
ある時に成田さんの過去の作品で
「CIPHER」が紹介されたことがありました。



当時成田さんがLaLaで連載されていた作品が
すごく好きだったというわけではないのですが
なんだか気になり
たまたま本屋さんに全巻そろっていたので
買って読んでみたら
見事にはまってしまいました。



そんなCIPHERの愛蔵版が今年発売されて
コミックスを全巻持っているのですが、
ついつい愛蔵版も買ってしまいました。



多分5年以上ぶりに読んだのですが
明るい内容の前半部分がすごく好きで
繰り返し読んでいたので
ちゃんと覚えていました。



一転して、内容がぐっと重くなる後半部分は
さらっと読んでいたので
大まかな話しの流れは覚えていたのですが
細かい部分は忘れているところが多く
やっぱりはまってしまいました。



「CIPHER」とは数字の0という意味で

『誰でも いつでも
 気持ち1つで 運命は変わる 変えられる
 
 毎日が新たなスタート』

というのが作品のテーマとなっています。



試練のようなことに出会うたびに
いつもこのテーマが浮かび
自分次第でこの試練はギフトになると
試練に向き合う力になってくれます。



2013年も今日で終わりますが
喜怒哀楽
1年の間にさまざまなことがあったかと思います。
また0に戻って新しいスタートを切りましょう。



1年間大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。



愛蔵版 CIPHER 1 (花とゆめCOMICS)/白泉社

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