「七幸八宝」はあいちトリエンナーレの
会場の一つであった、
愛知芸術文化センターに展示されていた
オノ・ヨーコさんの言葉です。



とても心に響いて。



携帯で写真を撮ったので、
落ち込んだときに見ようと思っていたのですが、
携帯が壊れて買い替えたことにより、
それができなくなってしまいましたううっ...



バックアップをマメに取っていなかった
自分が悪いんですけどねドクロ



でも私と同じように、感銘を受けて、
ブログで紹介されている方がいらっしゃったので、
それをお借りしてご紹介しますニコちゃん



「日本で通っていた幼稚園には、
 波打ち際に佇み、波打ち際に佇み、新月に向かって
 「七難八苦を与え給え」と願う
 山中鹿之助という武将の写真が載っている
 教科書がありました。
 なんて勇敢なの!と思い、
 そして、彼のような人になりたいと切望し、
 願い求めました。

 今思い返すと、私の生涯、様々な恐ろしい状況に
 直面しましたが、
 それをどうやって生き抜いてきたかを思うと、
 自分でも驚かされることがあります。
 しかし、これが自分で歩んだ、
 たったひとつの人生だったので、
 人生なんてそういうものだと受け入れて、
 数ある困難をくぐり抜けてきました。

 私の夫が亡くなったとき、不意に、
 自分の生き方を考えさせられました。
 私が何かをしてしまったのだろう?
 何か過ちを犯したのかしら?
 そのとき、山中鹿之介が新月に向かって
 願う光景が浮かんだのです。
 「ああ、こういうことだったのか?」と。
 そこで、しばらく忘れていた七難八苦という呪文を
 とっさに変えて
 「七幸八宝を与え給え」と願ったのです。
 そうしたら、それが叶ったんです。
 まあ、完全ではありませんが。
 ただ、ゆっくりとですが、
 確実に願いは叶い続けています。」



生きていると、
「どうして私だけこんな思いを
しなければいけないんだろう?」
と思ってしまう出来事にふいに
出会ってしまうことがある。

そんなときでも、人生をあきらめず、
新しい幸せを願っていれば
いつか苦しみを乗り越えられる。



そんな風に思えた、素敵な言葉でした。