朝、水撒きに庭に出て、

「なんだよ。掃除に来たくせに全部そのままだよ。」

といいながら植栽に近づくと、なんだか違和感が。

ん？？？？？

と思ってよく見ると

さて、何でしょう。

あら。アシナガバチ。

その数、十数匹。

どうやら巣を落とされたので、巣があったところに来て、作り直しを検討しているようだ。

先月、ダンナさまが刺されたのは、やっぱり巣があったからなのね。

で、昨日の造園業者が掃除しないで帰っちゃったのも、やっぱりこれのせいね。

アシナガバチは、攻撃性の低い蜂です。

事実、庭の植栽のど真ん中に、おそらく春から巣があったのに、旦那さまが巣を落としちゃうまでは全く被害がありませんでした。

ほぼ真下の花壇の植え替えとか、頻繁にやってたんだけど。

たしかに、頻繁に姿はみかけてたねぇ。

蜂は益虫だし、冬になれば全滅しちゃうので、私としてはそのままにしておきたい。

ただ、問題点が３つほど。

１．冬に新しい女王蜂が産まれたら、来年は近所の家に巣を作る可能性が非常に高くなる。

２．アシナガバチを餌とする、スズメバチが飛来する可能性が高くなる。

３．ダンナさまがハチ毒アレルギーの可能性あり。

３が致命的かな～。という気がするので、巣を作っちゃう前に駆除する決心をしました。

アシナガバチは殺虫剤に非常に弱いので、普通のジェット式の殺虫剤を１ｍくらい離れたところから散布。

ぱーっと飛び立ったけど、直撃を受けたハチは、すぐにポトポトと落ちた。

実は私、小学生の頃にハチの生態を知って以来、かなりハチが好きでして（刺されるのが好きなわけではないです。念のため。）、その様子を見てちょっと悲しくなりました。

真昼間にやったので、狩りに出ていたハチを警戒して、３０分くらい様子を見てから、再度植栽に行ってみたところ、飛んで逃げる前に落ちてコロコロと転がっているハチが数匹。

きっと飛び立った蜂も、みんな落ちちゃってるだろうな。

さらに涙が出そうになりながら眺めると、キラッと光るものが地面に数箇所。

よく見ると、うちの庭とその近辺に在住のトカゲさんたちでありました。

もうかぎつけて、お食事に来たらしいです。

悲しいながらも、ちょっと笑ってしまいました。

でも殺虫剤のかかったハチなんか食べて、大丈夫なのかしら・・・。

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昨日の放置の原因は