★ラストの会話を増やしました(11.6 14:48)
☆5回以上、投稿しなおして申し訳ありません。ツイッターや他サイトとの連携が上手く行かず…
ぺタは毎日、20日前の分を、「いいね!」は約1ヶ月前の日の分をお返ししています。こんなにためて、ご免なさい。更新頻度を下げることで、お返しを追い付かせることを考えています。
詳細は今朝、ツイッターにつぶやきましたが、明後日は、ブロ友さんが出品するデザインフェスタに年少の娘と行ってきます。デザインフェスタに興味があるので、どんな感じなのか、見てみたい…
『11/6 今日は何の日?
』
に今日はお見合いの日だと書いてあったのですが、私は恋愛結婚でした。父と母も恋愛結婚、祖父母はお見合いでした。
私はお見合いをしたことがないのですが、結婚する前に父や叔母がお見合い話を持ってきました。私には付き合っている人がいたのに…(^ ^;)
彼も、彼のお母さんからお見合い話を持ちかけられたそうです。私という彼女がいながら…(^ ^;)
私達カップルがオープンなのは、親のこういうオープンさからも来ているんだと思います。
付き合っている人がいても、もっと条件がいい相手とのお見合い話を持ってくることをためらわないという…
そんな中、付き合い始めて5年後に結婚をすることになった私達カップルの馴れ初め、最終話です。
お待たせしました(というか、忘れてました)
馴れ初め小説 最終話
そんなある日、彼から「今日、バイトが終わってから空いてる?夕飯、一緒にどう?」言われた。
…え?彼女、いるんじゃ?でもそれは、食事してる時に聞けばいいか?…
気になっている人だったから、一緒に食事に行けることが嬉しかった。彼女がいるか、いないかなんて、どうでもよかった。
彼「なんか、いいお店、知ってる?」
私「ここから車で10分かからないところに、赤羽村っていうハンバーグ屋さんがあって…美味しいから行ってみる?」
赤羽村はログハウス風の可愛いお店だった。料理も美味しい…。たわいもない話をしながら切り出した。
「ブティックのお得意さんのお嬢さんて彼女?時々、一緒に帰ってるけど…」
「え?この一ヶ月、一緒に帰ってないと思うけど…。
彼女じゃないよ。友達。
向こうからドライブに連れてってって言われて。
何度か、行ったんだけどね。1ヶ月前に、お兄さんにしか見えないって言われちゃって^ ^;」
「向こうから誘っておいて、お兄さんにしか見えないって?(苦笑)」
「会話が続かなかったんだよね。何、しゃべっていいかわかんなかったし、話すことなくって…」
「ふ~ん、フィーリングが合わなかったんだ…でもすごく可愛かったじゃない?」
「そんなに可愛かったかな?女から見るのと男から見るのとは違うんじゃない?」
…あぁ~、彼女じゃなかったんだ…
内心、ほっとした。
彼が言った。
「今度、出張で来た時に、仕事が終わったらまた食事しよう」
それからは彼が出張でショールームに来た日には毎週、一緒に帰るようになった。
いつしか休日も会うようになり、一ヶ月くらいたった頃、少し遠くに海に行こうと誘われた。
私は海に行くために、新しい服を買いに行って、ルンルンだった。
千葉の海に行ったのだけど、人影のまばらな砂浜から二人で見た遠くの空に希望の光が指しし込んで、この人となら幸せになれるんじゃないか?って思った。優しい人だから…
私、26歳、彼(裕也君↑)、30歳の夏だった
「付き合おうか?」
と海で彼が言った。
「だけど一つ、言っておかなければならないことがある。僕は神様っていうのかな?目に見えない存在を、自然や宇宙のパワーを信じているんだけど、そういうの大丈夫?宗教団体とかに所属してるわけではないんだけど…」
「よくわかんないけど、そういうの、大丈夫だと思う。そんなこと言うなら、私のほうが言っておかなければならないことが…私ね、恋愛依存症なの。心の病で男がいないと立ってられない。18で大学に入ってから、彼氏が途切れた時期がない。もし私と付き合ったら、裕也君は私にとって10人目に付き合う男になる。そんな魔性の女、嫌でしょ?」
彼の瞳が一瞬、潤んだ。
人から清楚だと言われることのある私。
そのイメージの違いに彼は失望したのかもしれない。
…あー、ダメなんだ。ダメだよね?普通。こんな女…
「………。10人?僕なんて今までに1人しか付き合ったことないよ」
「30で?」
「アトピーがひどくて、十代後半から二十代前半にかけて外に出られなかった。外出する時はサングラスして帽子を深くかぶって」
「じゃ~10人目って引くでしょ?」
私「こんな女、信じられないよね?」
彼「過去は過去でしょ?今更、騒いだって、変えられない。これからでいいんじゃない?
信じられるか、信じられないかじゃないでしょ?
これからどう、行動していくかってことでしょ?」
私「…?…」
彼「付き合おう」
私「うん」(涙)
浜田省吾「丘の上の恋」(カバー)