お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介が2020年に発表した恋愛小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」を、「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子監督が映画化。
大学生の小西徹は、思い描いていたキャンパスライフとはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。そんなある日、お団子頭の女子大生・桜田花の凛々しい姿に目を奪われた小西は、思い切って彼女に声をかける。いろいろな偶然も重なり、またたく間に意気投合する2人。会話が尽きないなか、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好きって思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が、小西の胸を刺す。その言葉は、小西が大好きだった、いまは亡き祖母の言葉と同じだった。桜田と出会えたことに喜ぶ小西だったが、そんな矢先にある出来事が2人を襲う。
主人公の小西徹を演じるのは、映画化もされたドラマ「美しい彼」シリーズなどで人気を集める萩原利久。ドラマ「不適切にもほどがある!」や映画「ナミビアの砂漠」などで若手実力派としてブレイクした河合優実が、ヒロインの桜田花に扮した。2024年・第37回東京国際映画祭コンペティション部門出品。
原作未読。
評判良くて、観たかったんだけどタイミング合わず、
思ったより早くにprimevideoで配信されて、
即観ました。
良かったですね。
なんとなく観てて←そんなに集中することなく
中盤くらいですか、
バイト仲間のさっちゃんの長い独白シーンですよ、
あぁ
もうこれは大成功やんなぁと思いました。
で、
最後まで観て、すぐに2回目観ました。
色々とはてなシーンあって、それを確認したい。
画面が狭くなったり、戻ったり、
サクラの毛や、招き猫のホコリなど、時々白いフワフワが舞い散るのはなんなん?
小西はいつから足引きずってたん?目にもクマ凄くて、
デモやら、中東の事件は何?
黒豆だしなどのメニューのくだりは?
やたらピース✌️は?
急に顔のズームアップするのはどんな意味?
などなど…
普段、家で映画とか観てたら、そもそも疑問に思う程集中してなかったり、
疑問な点や気になる点あったら、その時にスマホで調べてなるほど🤔とそれで納得し、
けどねー、
これは、もっかい観てみなあかんやつやん(ˊᗜˋ)ってなった。
結果、途中ほかの映画やドラマを観つつ、4回観て、
場面によっては繰り返し観た。
そして、他の人の考察や感想を見まくった(ˊᗜˋ)
↑そんなハマったなんてね。
思いがけない出会いから始まった
最高純度のラブストーリー
いわゆる、美男美女のキラキラ青春ラブストーリーではない。
リアル感があって、ナチュラル。
大学は関西大学千里山キャンパス、
からの、さっちゃんが同志社で、京阪やら阪急で通ってる。
夜の木屋町や、鴨川デルタなど、
見慣れた景色が、より身近に感じる。
日傘をさす、お団子頭、それが戦闘態勢、
大きな音が苦手、などの共通点があり、
親しい人の死を経験して、心に傷を抱えたまま、
周りに馴染めずに、
生きずらさを感じ日々を過ごしてる。
これは、上手いこと講義の内容でサラッとHSPと説明してる。
非常に感受性が高く、
敏感な気質を持った人を指し、
病気や障害ではなく、
生まれ持った特性である、と。
「今日の空が一番好きって思いたい」
死んだお父さんが教えてくれた
死んだばーちゃんが言っていた
セレンディピティ
「ナイスな偶然バンザイ!」
2人が急接近して、ほんと可愛らしい。
あー、
久しぶりに京都水族館のクラゲ見に行きたいなぁ🪼
となりました。
聖地巡礼ってやつですね。
冴えない日々って説明されてたけど、
恋の始まりは、めっちゃ映えるね。素敵です。
河合優美ちゃんめっちゃキュート。
監督さん、小技仕掛けてるんですよね、
全部は気づけてないと思うけど、
場面のサイズが変わるところ、
2人のシーンなんだけど、
「恋愛の視野狭窄性」を表現してるらしい。
なるほどねー、ってなりました。
音楽や効果音にもこだわってる。
喫茶店に洗濯機のゴミ取りネットを取り外して持ってきて机に乗せて、
洗濯機回ってる効果音♪̊̈‧͙
おそらく、価値観の合う2人の2人だけの世界、的な。
聞こえるはずのない音まで聞こえてしまうって感じなのかな。
そんな、友達以上恋人未満な時、
そもそも小西は疎いんだよね、鈍い、
さっちゃんの恋心に気づかない。
観てるこっちは、分かりすぎるくらいのさっちゃんの態度よ(ˊᗜˋ)
ほんと、さっちゃんもキュートすぎるね。
伊東葵ちゃん、いいですね。
ドラマで2度ほど拝見したことがあって、ちょっとの出番だけど、凄く印象に残ってた。
序盤の演奏シーンもすごく良くて、
ピンピンピピン♬*°耳に残るのよ。
凄くナチュラルだと思ったら、
大阪出身だったので、関西弁がネイティブだったから(ˊᗜˋ)
長ーいセリフですよ、
どうでもいいこともくどくどと言ってます、一方的に。
今どきの倍速で見る子たちには、この長い時間の良さが分からないだろうね。
私も、普段やったら、要約して話して!って言いそうやけど。
さっちゃんの失恋の痛みが沁みるんだよね。
最後の去っていく時までピース✌️
切なくてこっちまで胸が痛くなる。
これをワンカットで撮ったというので、
伊東葵ちゃんの実力が凄いです。
そして、小西の鈍感さや、自分勝手さに共感できないけど、
なんか分からんけど愛おしいというキャラ(ˊᗜˋ)
萩原利久くんの持ってる純朴なところかな。←実際はどうか知らないけど、イメージ。
さっちゃんの長い独白シーンが底上げして、←底上げって言ったらアレやけど、
それこそ助走かな、
スタートダッシュやばめ、
花、小西の長い独白シーンも、
それぞれ演技の個性のぶつかり合いというか、
良かったね。
病気で死ぬのと
事故で死ぬのとどっちがいいですか小西さん。
って花は言うのだけど、
途中の中東の空爆や核兵器デモなど、人間の死をテーマとしてるのかな、
この地球上で常にどこかで命が消えている。
「泣くことがこんなに痛いって初めて知った」
そして、銭湯の娘に赤ちゃんが生まれた。
遠くも身近でも死生を経験して人間って成長していく。
「ただ、私がいないところでわたしのこと思い出して聴いて欲しかってん」
「その子に告白する時こっそり覗き見してチェックしたろか」
こんな切ない伏線回収があっただろうか。
さっちゃんに聞いてと言われてた初恋クレイジーを
さっちゃんがいなくなって初めて聴く小西。
大音量で流しながら、花に自分の想いを長々と伝える。
途中の、キリストの講義とか、
ダンボール背中に背負って、
花に、
「十字架みたいに担いで、キリストかのように」
と言われ、
大好きな屋上をゴルゴダの丘とたとえて。
小西がさっちゃんに真面目に向き合ってなかったことを悔やんで、
おばあちゃんが、痴呆で自分のことを忘れてしまった事が受け入れられなくて、(←これは私の想像やけど)
避けていたまま亡くなってしまったことを悔やんで、
それらを一生背負っていく覚悟をしたんだなと。
そう成長できたのも、
きっと山根の存在があったから。
まぁ、ひどいこと言ってたのに、
山根は広い心で待っていてくれた。
いつでも受け入れてくれるいい親友の存在が小西の宝物。
小西の犬のサクラになりきりは、賛否両論ありそうだけど、
🐶サクラって自由の、癒しの象徴。
父親だけでなく妹も失って、心にぽっかり穴が空いてしまい、
小西に他人行儀になってしまった花に、
また、心通わせて貰いたい一心で、サクラになりきってしまったような(ˊᗜˋ)
ちょっとわろた。
終わり方が、また絶妙ね。
余韻を残す感じで、
何度も観てしまったね。
今日の空が一番好き
昔は良かったとか、
あのころは楽しかったとか、
過去を美化したりすがったりするんじゃなく、
めんどくさいから、明日やろうとか←私ですが
そんなんじゃなく、
今日めいっぱい頑張った自分が好き、
自分を褒めてあげよう、
って感じかなーって思う。
疲れた日も、しんどい日もあるけど、
空を見上げて、
感情を動かせる余裕を持ちたい。
気持ちが落ちたり、
心が病んでしまったり、
それが出来ない日もあるかもしれないけど、
一度、空を見上げて、広い広い世界を想像して、
自然の大きさを感じて、フラットになってみるのもいい。
まー、空見ない日もあるなぁ、現実は(ˊᗜˋ)
まだ、謎な点が残ってるので、
引き続き捜索中。
あー、もうひとつ、
伝えたい言葉、
おそらく恥ずかしくて素直に、
好きとか幸せって言えない、花たちの父親が、
このきとかさちせって言う面白さ、
喫茶店のマスターが、
黒豆出汁とか、クロワッスリーとか、フリスビー焼き、
って変なネーミングのメニューが沢山ある中、
大切な人が上手だったオムライスだけは、オムライスのままっていう、
なんやそれ(ˊᗜˋ)っていう対比がユニークでした。
去年の春頃、
うちの娘が捻挫をしたから、仕事終わりに出町柳の駅まで迎えに行ってたんだけど、
賀茂大橋の交差点のところで、なんかの撮影の準備してたんだよね。
西日が当たるとこで、日陰もない、帽子も日傘もないエキストラさんたちが待機してた。
大変やなぁ〜って見てたんやけど、
もしかして、さっちゃんがおそらく事故に合う前のところのシーンやったんかなぁと、
まぁ、他にも色んな撮影してそうな場所なので、別のものかもしれないけど。

















