ウルトラマラソン?
ウルトラマラソンとは、フルマラソン(42.195キロ)以上の距離を走るものを言うのだそうだ。
今回は、岩手で行われた100キロマラソンに参加した主人の応援に行ってきた。

(日本に帰国していた間、パソコンもなくwifiの接続も不自由だったりして、このブログもお休みさせていただきました。いつも読んでいただいているみなさま、すみません。)

「岩手銀河チャレンジ100キロマラソン」というのが正式な名称だが、初めてのウルトラマラソン、なかなかディープな世界がそこにあった。


走る人たちは?

マラソン当日は、朝の4時スタートということもあり、受付は前日にする。
スタート地点の北上市に行ってみたら、新幹線から降りる人のほぼ100%が参加者みたいだった。それは、見たら分かる。服装や体型、身のこなしが走る人。笑。

そんな人たちが続々と受付に向って歩いていく。
中にはこんな人も・・・


バイキンマン!!笑
前日の受付からこれとは、気合い入ってます。


受付後には、みんなで開会式兼交流会があり、それに参加。
お弁当や飲み物をもらって、(マラソン参加者は無料、私のような応援は参加チケットを1000円で購入。)体育館のような所に座って待つ。

そこで驚いたのが、まずみんなの来ているTシャツが・・・


・・・過去に参加した100キロマラソンの記念Tシャツを着ていらっしゃる。
みんな何度も走ってるんだ!

ぐるっと見回して、ほとんどがそんなかんじ・・・。
100キロならまだいい。前に座った方は、富士山の山麓を二日間寝ないで走る有名なレースがあるのだが、その完走Tシャツを着ていた。たぶん、160キロくらいかな。しかも、道路ではない。トレイルラン。世界中からランナーが集まる。

「あのー、そのシャツって、富士山の周囲を走るのですよね」と声をかけてみると、
「あー、これ初めて着るんですよ。4年続けて出てるんだけど、これは去年のでね、デザインがかっこ悪くて恥ずかしくて。4年前のが1番かっこよかったなあ」

・・・デザインの話しじゃないんですけど。
さらにその方は、この岩手の100キロも5回完走したので、永久ゼッケン番号をもらったとか、超ベテラン。

また、その隣の方のシャツには、「226キロ散歩」って書いてある。「散歩」というのは謙遜で、もちろん走るに決まっている。声をかけてみると、”一応”完走したそうだ。
「このレースは今はもうないんだよ」
大丈夫です。そんな距離のレース、出ることないですから。


また、主人の前にいた3人連れは、完走記念Tシャツではなく、揃いのサークルのTシャツを着ていた。それも聞いてみると、トライアスロンのサークル! 年代別のチャンピオンも所属するという名門らしい。

トライアスロンの人たちにとっては、100キロは練習というスタンスみたいだった。これに一生懸命というわけではない。”時々”ウルトラマラソンにも出るのだそうだ。
がんがんビール飲んでいた。笑。初めてのウルトラマラソン参加で、前日に何を食べるかが重要だ、ビールなんて飲んだらあかん、という主人とは雲泥の差。笑。


なんとなくみんなで話しをしてまとまりが出た頃に、初めて参加するという主人に
「で、どんな練習してきたの?」という質問が投げかけられた。

「毎朝、10キロくらい走ってました」と答えると、みんなし~ん。
「なめとるんか!」という空気がありあり。笑。


「いや、大丈夫だよ」と優しくフォローしてくださった方もいました。その方は、普通のポロシャツだったのです。でも、後で分かったのが、ここ数年続けてサハラマラソンに出ているということ。サハラ砂漠・・・。


ウルトラマラソンの参加者の方たち、すごいです。私の想像を超えたラン歴に、ただただびっくり。
たまたまそういう方たちに囲まれただけなのかもしれませんが、圧倒されました。

続く・・・

追伸:
ワールドカップ、日本負けましたね。ランキングの順位からいったら妥当なのだけれど、残念~。ドログバ出てきて、空気が変わって、やられました。それまでは、いけそうだったのになあ・・・。