funny sisters(ファニーシスターズ) ~好きなことして楽しく生きる~

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「好きなことして楽しく生きる」実践日誌ブログ

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先週の土曜日、車がスタックしてしまいました。
 
気温も高く、固まっていた雪がかなり緩くなっていたということもあり、通りは溶け出した雪がザクザクに分解された状態。
 
妻が外出して暫くすると、私に連絡が入ります。
 
自宅マンション裏に借りている駐車場で、右前輪が雪に完全にはまってしまい、動けなくなったので至急助けに来て欲しいとのこと。
 
急ぎ駐車場に向かうと、妻が何かに取り憑かれたようにタイヤ付近の雪をショベルで掘っています。
 
それもそのはず、この駐車場、路地裏に面している上、大量の雪に囲まれ、車1台が通れるかどうかというほど狭い通りとなっており、そこに車体半分飛び出した状態で埋まってしまったものですから、他の車が立往生、我が家の車が通行止めを引き起こしている状態なのです。
 
しかも車は右前輪が溝にでも落ちたかのように雪の中に深く沈み込んでおり、バンパーから車体の腹にかけて地面にべったり着いてしまっている始末。
 
気温の上昇と相まってふかせばふかす程、緩くなった雪の影響で、タイヤが空回りし更に深く埋まっていくという悪循環。
 
前から押そうが後ろから押そうが、ビクともしません。
 
その間にも車はやってきます。
 
不機嫌そうな顔をして超ギリギリで通り抜けていく車、状況を見て迂回する車…。
 
誘導員を兼務しつつ、砂を撒いたり、タイヤに布を噛ませたり、試行錯誤しますがピクリとも動かず。
 
申し訳ない気持ちと同時に、焦りとイライラが次第に大きくなっていきます。
 
 
妻が外出しなければ…
 
車が4駆だったら(FFです)…
 
土曜日じゃなければ(車の往来が多い)…
 
天候が良くなければ…
 
こんな場所に駐車場を借りてなければ…
 
 
ネガティブな思考というのは際限がありません。
 
 
イライラMAX、不機嫌になりかけた私は、妻に向かって不平不満を発する準備をするため一旦作業を中断します。
 
が、妻はまるで炭鉱夫の霊にでも取り憑かれたかのように髪を振り乱し、黙々と雪を掘り続けており、とても話しかけられる雰囲気ではありません。
 
何度か舌打ちを挟み牽制しますが、気付いてないのか、無視しているのか、我関せず状態。
 
必死で雪を掘り続ける妻の周りで、舌打ちを無視され続ける私自身があまりにも滑稽に思えてきて、こんな状況なのに笑いが込み上げます。
 
独りでに笑い出す気色悪い私に、意味も分からず笑い返す妻。
 
そのやり取りだけで不思議と気も紛れ、スタックステップを借りに自宅近くのガソリンスタンドに向かうことにしました。
 
しかし残念なことにスタンドにはそれらの器具は常備していないとのこと。
 
仕方なく引き返そうとすると、バイト中のお兄ちゃん2人が仕事中にもかかわらず手伝ってくれることに。
 
男3人いれば…、イケるだろうと、
 
せーのっで押します
 
が、
 
それでも動かないえーん
 
人力でどうこうできるレベルではないことを知り、知人に車を出して貰うか、最悪JAFに頼むしかないかと諦めかけたその時、
 
 
軽自動車(4駆)に乗った女性が我々の前に颯爽と現れます。
 
 
ずっと状況を見ていたらしく、牽引ロープを持って助けに来てくれたのです。
 
車に疎い私は、スタンドのお兄ちゃんに牽引ロープをかける箇所を教えて貰いながら、フックにロープをかけ、妻を運転席に、私は車の後ろにまわります。
 
軽といっても流石は4駆、あっという間にスタック状態から抜け出し、歓喜の声が上がります。
 
スタンドのお兄ちゃんと車の女性に深々と頭を下げ、礼を言うと彼らはその場を後にしますが、喜びも束の間、車は抜け出しましたが、タイヤがはまっていた跡が膝下くらいまで掘れてしまっていて、埋め直さなければ再度駐車することはできません。
 
気温の高さから考えて、我々素人が手作業で行えば元の木阿弥です。
 
埋めた場所が固まるまでは、車は他の場所に駐車するしかないかと諦めかけたその時、
 
 
今度はショベルカー(除雪車)と除雪誘導員が現れます。
 
 
我々の様子を聞きつけ、助けに来てくれたらしいのです。
 
狭い通りをショベルカーが縦横無尽に動きまわると、これまたあっという間に大きな溝が平らな状態へと修復されていきます。
 
しかもショベルカーですくいきれない雪は、除雪誘導員の方が掃いてくれるというおまけ付きで。
 
結果、以前より広く、完璧に整地された駐車場が現れました。
 
 
妻が外出しなければ…
 
車が4駆だったら…
 
土曜日じゃなければ(除雪は土曜)…
 
天候が良くなければ…
 
ここに駐車場を借りてなければ…
 
 
これだけの人の親切に触れることはなかった。
 
救済者がブッキングすることなく、それぞれがベストなタイミングで現れ、助けてくれた。
 
トラブル渦中のネガティブ思考はひるがえって、必須の条件となりました。
 
雪の降る地域ではよくある話かもしれませんが、こんな経験をしたのは私は初めてです。
 
 
 
トラブルは起こらないことに越したことはない。
 
ただ、トラブルに見えて、その内側には不思議なミラクルが詰まっていることがある。
 
 
 
以前の私にはできなかったこと…、
それは、トラブルの中にあって”笑える”という余裕。
 
なにか人生にも通じるものがある気がします。
 
 
助けて頂いた皆様、本当にありがとうございました。