令和6年元旦 大伴家持から行ったばかりの金沢氷見故郷の被害に胸痛む | あなたに逢えてありがとう・゜゚。.*・'・*♫

明けましておめでとうございます🎍



初日の出☀️



穏やかな太陽の光☀️とともに明けた令和6年の朝



まさか自分達はずっと戦争を知らない子供の歌をてっきり明るく歌い続けられると思っていたのに…長引くソ連のウクライナ侵攻に更にイスラエルとパレスチナの戦争  疫病は本当に終息したのか実感も持てず停滞し失われた3年が恨めしく 政治不信 そして、、、


本日 元旦 

お雑煮を頂いて 御節を肴に ゆっくり夫と この前会いに行った金沢の仲人さんから送られて来た日本酒をちびちび



いい気分になりながら

高校の時の時の友人とLINEで明けおめ!

学生時代の友人とは 今年こそ再会をとグループLINEが飛び交っていたら

16時過ぎ



三年生まで校舎が上越にあったからね 自ずと同級生には石川県富山県の人達も多く このLINEの後もしばらくやり取りは続きましたが、その後長く続く余震と 被害が思いの外酷く LINEのやり取りはなくなり…


やはり午後呑気に今年はコンサート🎵を一緒にやろうなんてLINEしてた富山の友人とは しばらくLINEが途切れ 2時間程してやっと無事の連絡があり


高校の時の友人からも そう高校時代だから当然新潟県内の友人で 無事の知らせと液状化や停電 揺れの強さの連絡がありました


夫の実家からは とりあえず無事!と緊迫した声の連絡 90近い老父母だから心配していました。

特養の母からは連絡はありません おそらく怖かったことと思います。


あとはずっと テレビから被害の様子と相次ぐ余震のニュースで目が離せず 今もテレビから いろいろ分かって来た被害の様子が流れています。



夜になり ブロ友の松風さんが記事更新で その中で 大伴家持の歌が紹介されていました




新しき 年の初めの 初春の

今日降る雪のいや重け吉事


新しい年の初めの 初春に 降り積もった雪のように 良い事が重ねてあるといいなぁ という意味だそうです✨


お正月らしい 良い歌ですね。

いつも物知りで尊敬している松風さん この大伴家持の歌も教えてくださりありがとうございます!

で、大伴家持といえば…


実は私が講師をさせて貰っている文化講座に 古文書の研究をライフワークとしている会員さんがいらっしゃったのですが、その能あるタカシさんはかつて神戸の地震で家が倒壊し その後住んだ真備町では5年前の水害で再度被災 家と大切なご近所のお友達を亡くされた方でした。

そんな能あるタカシさんと2年前に講座でご縁を頂き 日本の抒情歌が好きなNTさんには私の曲の説明に補足して頂いたり 古文の他植物のこともよくご存知で 去年はTVらんまんの植物の話で沢山補足説明 お花の紹介をして下さり 会員さんに大人気の方でしたが、残念ながら急遽神戸に帰ることになり 惜しまれて講座を退会されたのでした。



そんな能あるタカシさんとの最後の講座は

丁度私が金沢と氷見を旅行して 会員さんにお土その土産話をした時で


氷見の話をしたら すかさず 能あるタカシさんの口からサラサラと出てきた大伴家持の歌


布施の海の沖つ白波あり通ひいや年のはに見つつしのはむ


11月氷見に行った時は 天気に恵まれ 現地でも年に数回しか眺めることが出来ないという立山連峰を海の向こうに観ることが出来ました。

この歌を知り 海を歌った歌ではありませんが、氷見の辺りの当時の景観の美しさを詠んだ歌 古に大伴家持が見ただろう景色を私も垣間見ることが出来 改めて感動しました。



その能あるタカシさんにLINEで 先ほどの新年らしい大伴家持の歌で年頭の挨拶をしたら こんな返信がありました


てな 感じで 当初は今日は更新のつもりなく ゆっくり元旦を過ごすつもりでしたが、続く余震と明らかになる被害の様子から 昨今の度重なる災害と大伴家持の歌で触発されての今日 元旦の記事となりました


行ったばかりの金沢と氷見はじめ能登の街々と新潟県の広範囲でも大変なことになっています。


元旦早々の災害に本当に胸が痛みます。


改めて 何も心配なく皆さんと歌を歌えるということは なんと幸せなことか と感じます。



今も地震警報が鳴っています。

日本中いつ何処で何が起きるかわからない時代ですが、普通の日常が送れるということに改めて感謝で

令和6年が、大伴家持の新年に詠んだ歌のように 良い事が重なってくれる年になりますよう心から願うところです。


新潟県 高龍神社✨