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ある雨の日の
幼稚園へのお迎えで
イライラを止めたい半熟母が
念仏のように唱えて
上手くいった言葉たちです↓
①そんな日もあるさ
②しょうがない
③そんなこともあるさ
そんな日もあるさ
いつもなら、
お迎えに来たら
さーっと走ってきて
荷物を私に預けて
遊びに行っちゃう花さん
今日は何故か
ノロノロ〜 っと出てきて
いつまでも靴を履き替えない
落ち込んでるとか
体調が悪いとかでもなく
散歩中に何故か座って
動かなくなるお犬様のごとし🐕
重くなってきた
0歳児をおぶって
ダラダラ何もしようとしない
4歳児を待つってすこーしずつ
精神が削られる
肩の痛みも
イライラを増幅させる
好奇心旺盛なゼロ歳児も
傘をユサユサ引っ張ってくる 
新しい担任の先生に
花ちゃんってこんな子なのね
って花が思われるのも悔しい
後から来たお友達が1人帰り
2人帰り ３人帰り、、
それでも動かない娘に
イライラが募る
はよせいっ
イライラが漏れ出そうな
お口を必死にチャック
そして、一言
心の中で呟いてみた
そんな日もあるさ
なーんか のんびりだらりんと
しているけど
いつも こんなんなわけじゃない
そんな気分の日なんだ
今日がたまたまそうなんだ
誰でもそんな日もあるよね
心の中で何度も
反芻するうちに
ストンと落ちた
今日はそんな日なんだ
しょうがない
やっと靴を履いてくれた帰り道
見事に水溜まりにはまって
片足がびしょ濡れる
気をつけていたつもりなのに
ドジな自分にイラつく
またイライラし出した私
気をつけてたのに
やってしまう自分が情け無い
そんな自分にまたまた
言い聞かせる
しょうがない
しょうがない
だって
できるだけ気をつけてて
やってしまったんだから
しょうがなかったんだよ
出来るだけのことをして
やってしまったなら
もう、それでいい
ドジでもなんでも
しょうがないんだから
そんなこともあるさ
そして、駅で、、
電車が来た音がしたから
急いで階段を降りたら
私は間に合ったけど
花はそんなに早く
降りられないわけで
見ると階段の上の方で
泣きべそをかいている 
イライラを押し込めて
出来るだけ優しい声で言う
大丈夫、次のに乗ろう
そして、目の前で扉がしまり
発車する電車を見送る
肩は痛いし
あーあ、って思っちゃう
そんな自分に言い聞かせる
そんなこともあるさ
そんな日もあるさ
しょうがない
そんなこともあるさ
念仏のように
頭の中でこれらの言葉を唱える
親やってたらね
ってか人間やってたらね
そんな日もあるさ
しょうがない
そんなこともあるさ
ゆっくり帰ろう
そう思えた自分を褒めてあげたい