前回の続きです。




キレキャラ化した私の罵声で必死にボート漕ぎをさせられた夫。

側から見たらどんな風に映っていたのでしょう汗


気の毒な恐妻家の旦那さん。。。



と思いきや、夫曰く

周りに笑いを提供していたそうですパー


私の慌てぶりに周りの方々は笑っていたそうです。どうやらお笑いの人のリアクションに見えたようですパー


そう言えば、夫も笑っていたチュー


外人さんに動画を撮られていたりしてあせる

きゃー恥ずかしい笑い泣き


お昼を食べて早々に退散DASH!


さらば真名井の滝




次の目的地

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)へ。


熊本へ出発の直前に天岩戸神社に参拝する番組を偶然見ました。

こちらの御神体は天岩戸そのもの。

通常は目にすることができません。

でも、申し込めば、御神体を拝むことができるとキラキラ


なんと貴重な情報ビックリマーク

これは見せられたキラキラ

そう確信しました。


社務所の前にこのような案内がありました。

申し込みは不要。

時間に集まればよし。


ちょうど10分前だったので待合所で待つことに。

程なくして神職さんがやってきて、30人程が集まりました。


御神体の天岩戸は拝殿裏の遥拝所からしか見ることができません。

いつもは施錠されている木戸から入ります。

なんかワクワク照れ


遥拝所の先には岩戸があります。

神話の世界を目の当たりにキラキラ

高千穂すごー


撮影不可なので写真はありませんパー


境内に戻り、神楽殿へ。

おぉーここが敬愛する桜井識子さんが波動が高いといった場所かぁ。




ん?そう?

私は何も感じませんでしたあせる

私はまだまだですねチュー



こちらが拝殿




近くにあるという天安河原(あまのやすかわら)へ。

その前に境内のトイレをお借りしました。
トイレから出てくると夫が心配そうに猫を見ています。

かすれた声で力なく泣いています。
毛並みも悪く、栄養状態の悪さが一目でわかる状態。歯もボロボロでこれでは餌もろくに食べれないのでは?

何とかしてあげたい。
でも、旅行中の私にはなすすべがありません。

しばらく様子を見ていましたが
" 仕方がないこと " と自分に言い聞かせ、天安河原へ。

岩戸にお隠れになった天照大神をどうやって外に出てきてもらうか、八百万の神々が会議をした場所キラキラ

思いを馳せたいのですが、あの猫ちゃんのことが気になって気になって、全く集中できず。
早々に戻りました。

まだいるかなぁ?
神社に戻ると境内の入り口に移動してうずくまっていました。

戻ってきたものの、周りには猫の餌を売ってそうなお店がありません。
雑食の犬と違って猫は肉食なので、人間が食べるものをあげることができません。

私にはどうすることもできない。
無力感に苛まれ、拝殿に戻り神様に猫ちゃんを助けて下さいと必死にお願いしました。
地元の優しい人が通りかかって餌をあげてくれますようにお願い

後押し下さる時は爽やかな微風が吹くことが多いですが、この時はシラ〜っとした空気感に。
こういう時は

お前にもできることはある
よく考えてみなさい。

そう言われている時。

境内を出て駐車場に向かう間に
ある考えが思考全体に広がってきました。

私にできることがあるはず
何かできることがあるはず
いや、私がやらなきゃ!

そう思った瞬間、目に飛び込んできたものがビックリマーク
一目散にそこへ向かいましたDASH!

それはA-COOPの看板!
夫と手分けしてあるものを探しました。
すると夫が「あった!」と言って手招きします。

そこにあったのは猫の餌。
歯がボロボロだったのでカリカリ(ドライフード)は無理。ウェットフードは入れるお皿がないのと、総合栄養食ではないやつだったので、チャオチュールを買いました。

猫ちゃん、いてくれ。
動かずいてくれ。
祈るような気持ちで境内に戻り探しました。

いたー爆笑

チャオチュールをあげるとものすごい勢いで食べます。
こちらが搾り出すのを待てず、袋がボロボロになるほど、ガツガツ噛みます。
どれだけぶりの餌だったのか。

参拝客が沢山通るので邪魔にならないところに移動すると、力を振り絞って必死に鳴きながらついてきます。

チュールをもう1本あげました。
1日4本まであげて良いようですが、守護霊さんにストップをかけられましたパー
この子の場合、これ以上一度にあげると腎臓に負担がかかるのかもしれません。

総合栄養食が売ってなかったので、私にできるのはここまで。

神様が私の心に働きかけてくださったキラキラ

いつもの私なら
野良猫に餌はあげません。
近隣住民とのトラブルの元ですから。

でも、命の灯火が。。。
放っておくことなどできませんでした。

もし、この時誰かに
「野良猫に餌をあげないでください」と言われても

謝りながらも
手を止めることはしなかった。

景観なんかクソ喰らえ!
そのくらいの意気込みでした。

ちなみに野良猫に餌をあげましょうと推奨している訳ではありません。
この子が丸々としていて毛並みも良かったら、決してこのようなことはしません。

そういう時は人間のルールに従います。

でも、この猫ちゃんの命の灯火は明らかに弱々しい。

命とモラルの天秤なら、命を最優先する。
誰に咎められても私はそうする。

自分でもビックリするほどの強い信念が生まれた瞬間でした。


後のことは神様にお願いして、この場を去りました。

夫は尊敬の眼差しで
「◯◯ちゃん←(私の名前)は優しいね。俺はそこまでできない。」と。

" 優しい " という言葉に違和感を感じました。
道で倒れている人がいたら右矢印助ける。
本能的に助けようとする。それは人として当然のことパー
この行為をわざわざ優しいとは言わない。
それと同じ。

でも、ツッコミをぐっと飲み込んで、これを利用することにウシシ

ボートでのキレキャラを払拭するチャンスですから爆笑

私は怖い人ではないよ〜
優しい奥さんだよ〜

名誉挽回は神様からのご褒美かしら爆笑

こちらの参拝はこの旅で一番心に残る思い出となりました。


ここで一つ注意が注意
神様が「猫の餌を買ってきて与えなさい」とは言っていません。
私が勝手に考え行動した結果です。
なので
「この神社に参拝する時は猫の餌を持っていきましょう」ということでは決してありません。

もしかしたら、神様はこの地域の保護猫団体に連絡しなさいと思ったかもしれません。

あれしろ、これしろとは言わない。
人間が考えてどう行動するかは自由なのですから。



さて、阿蘇と高千穂
あと1回で終われるかしら。
続きは次回にパー