行きたいコンサートがあっても平日はまず無理。。。「何があっても夕方オフィスを出る!」と心に誓っていても、そういう時に限って何かが起こるから。全力疾走で職場を後にしてコンサート会場にたどり着く・・・ということを何度か経験して、「これじゃ、音楽を楽しめない」と気付いてから、平日はほぼ諦めたのでした。
しかし!今日は週末出張の振替休日で、貴重な平日のOFF。
そんな折、サントリーホールで素敵なコンサートを見つけました。アラン・ギルバート指揮の都響。しかも、一度聴いてみたいとずっと思っていたヴァイオリンの樫本大進さんが、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者(つまり同僚)のアミハイ・グロスさんと共に登場!これは楽しみ。行くしかありません。
というわけで、平日昼間の贅沢時間を過ごしてきました。
「平日昼間の公演って、チケットは売れるのだろうか?」なんて思いながら会場に着いたものの、ほぼ満席。当然のことながら、時間に余裕のありそうな世代の方が多めの印象でした。
そしてコンサート!
モーツァルトの協奏交響曲は、明るく軽快な部分も感傷的な部分も、お二人のソリストの掛け合いが素晴らしかった!お二人が音楽を心から楽しんでいる様子が伝わって、聴いている私にとっても心地よい時間でした。
そしてベートーヴェンの第5番交響曲(運命)は、張り詰めた緊張感と最後の高揚感で、グッときてしまいました。
アンコール は、なんとアラン・ギルバートさんがヴァイオリン奏者として登場!ソリストのお2人と一緒に3人で息の合った演奏を披露くださいました!
素晴らしい演奏に加えて、平日昼間にこんなに贅沢な時間を持つことができたというだけで、幸せ200%な気持ちになれました!