バリ島は、インドネシア諸島の中でも唯一、ヒンドゥー教の信仰が強く残った島です
毎日朝晩、バリの人々は家の前に手作りのお供えものをおきます
どこの家の前にも、ショップの前にも置いてあります
植物の葉っぱで皿を作り、お花やご飯などがのせてあります
下(地面)には悪霊のために、
今日一日、穏やかに過ごさせてくださいという感じの意味を込めて
上(塀や門)には信仰する神々のために、
無病息災、商売繁盛とか、様々な願いと感謝を込めて
と
生活の中に神がいて、
日本とは全然、見えないものに対する感性が違うんだなと
おもいました
そして 石像
いたるところにあります
写真はないのですが、神獣バロンと聖獣ガルーダを
大きな施設の前でよく見かけました
道路には悪霊が出るので、石像を置くことによって
神々に守ってもらうという事なんだそうです
公園沿いにあったファンキーな亀の石像
これ実はごみ箱でした
街に出ると、なぜこんなに石像屋さんがあるのか!?
というほどに石像屋がありましたが
とにかくどこへ行っても石像がたくさんあり
寺院や遺跡、ゲートも全て石作りなので
石の文化が発達しているんですね
そして・・・
踊り
レゴンダンスです
ガムランという優しく穏やかな音色の楽器の音にあわせた
美しい舞です きれい~
暑い国の民族舞踊の特徴で、腰の動きが特徴的な踊りです
体験はしませんでしたけど、とても筋力を必要とする姿勢と
目を見開いて 眼球を特徴的に動かす不思議な踊りです
他国の奉納の踊り フラ、タヒチアン、ベリーとかと違い、
優雅というより早いテンポで直線的な印象だったんだけど
それは、曲のせいだったのか
それとも、民族的に女性性とか出せないのかなとおもいました
上のボケ気味の写真は男性と女性で恋物語を舞っているのだけど
設定は人間ではなくて 『蜂の恋』
こんなとこからも、恋愛とか女性性とかのタブーが
まだ残ってるのかなと、勝手な想像を
ごくごく普通に、当たり前に
生活全てに、神とともに生きているという
そういった習慣が残った島でした
そんな感じが
とってもよかった