先月から開講された、時明さんのオフラインサロンAstrarl Journy。
新しいコミュニティに入るのは久しぶりでわくわくさん。
毎回、参加者は必ず全員発言の機会があり、
初回の先月は、自己紹介として、自分の「ふるさと」について話しましたよ。
おもしろいよね、
「はじめまして、○○です」と名乗った後は、
「私のふるさとは~」って話し出すの。
職業とか家族構成とか趣味とかじゃないのよ。
居住地や出身地とも違うのよ。
「ふるさと」ですよ。
改めて考えると「ふるさと」ってどこだろう? てなりませんか。
皆さんの「ふるさと」を聞いているうちに、
○帰る場所、帰りたい場所
○絶対的に安心できる場所
○心の拠り所となる場所
そういう場所がそれぞれの「ふるさと」であって、
単なる出身地でもないし、
夏休みに行くおばあちゃんの田舎というわけでもない、
ということを知ったら、妙に感心してしまいました。
それにね、
自己紹介で「ふるさと」を語ってもらうのは、
記号的な情報を聞くよりも、ずっと深く相手のパーソナリティが知れるのです。
すごく新鮮で素敵な自己紹介の時間でした。
わたしは、といえば、
生まれてこのかた実家から出たことがない。
今の家が「ふるさと」なんだろうけど、
結婚しても実家の隣に住んでいるので、
「ふるさと」にピンとこないこと山のごとし。
おかげさまで、まんまと、
祖母の生家の「いわゆる日本の田園風景/山村風景」がふるさとかなあ、なんて話しましたよ。
「ふるさと」という言葉で想起される、
誰かが作ったイメージを「ふるさと」と誤解していないか?
という指摘に、ぐぅ、となりました。
ここまでが会場での感想で、
帰宅してから引き続き、わたしの「ふるさと」とは?を考えてみたわけですが、
やっぱり実家からほぼ不動のわたくしは、
帰る場所も安心する場所も、今の家なのです。
が、何かしっくりこない。
当たり前になりすぎて、感謝の気持ちが薄いのかもしれないけれど、
それだけでない、このしっくりこなさ。
しっくりこなさ、って変な言葉だな。
さて、この感覚は何だろう?
自問を続けます。
【Astral Journy】#2「ふるさと」を考える・後編 につづく