小麦からの手紙(闘病編)in虹の橋
---🌈虹の橋からの手紙── 再生不良性貧血とともに過ごした日々を越えて ──ラキママへそして、かけがえのない家族のみなさんへこんにちは。小麦です。虹の橋の空は、今日も静かであたたかいです。風の音も、空の色も、どこか懐かしいあの頃の匂いがして──ふと、そちらが恋しくなって、お手紙を書きました。わたしが「再生不良性貧血」とわかった日、ばぁばとママは小さく震えていたよね。でも、すぐに顔を上げて、優しい声で「大丈夫、一緒にがんばろうね」って言ってくれた。あのときのぬくもり、今でも心に残ってる。わたしは点滴もせず、ただそばにいてもらうだけで十分だったの。注射のかわりに、ママの手のひらがあった。いった~い採血もいっぱいしたけど(笑)薬のかわりに、ママの優しい声があった。たくさんの医療のかわりに、ばぁばとママの“想い”が、わたしを支えてくれた。毎日、静かに身体がしんどくなっていく中でも、わたしはしあわせだったよ。ごはんを食べて、ママを安心させた日もあった。でもほんとは、ごはんよりも、ママの笑顔を味わいたかったの。家族みんなが「小麦、小麦」って、名前を呼んでくれたこと、いまもちゃんと覚えてる。名前を呼ばれるたびに、「わたし、ここにいるよ」って心の中でしっぽを振ってたんだ。最後の日も──静かで、やさしくて、こわくなかったよ。ほんとうに、不思議なくらい、安らかだった。だって、大好きなママに抱かれていたから。ぬくもりの中で、ゆっくりと旅立てたこと、それが、わたしの一番の誇りです。ラキ、あなたのそばで生きられて、うれしかったよ。NANA、あなたのやさしいまなざしに、いつも救われてたよ。ラッキー、ハッピー、レディ…もう一度、みんなで再会できる日を、わたしは楽しみにしているね。そしてママ。あなたが選んでくれた毎日は、どんな薬よりも、どんな治療よりも、わたしをしあわせにしてくれました。泣かなくていいよ。だいじょうぶ、今もそばにいるから。風になって、光になって、しっぽの記憶になって──ずっと、ママを見守ってるからね。ありがとう。この命を、愛してくれて。わたしを、「小麦」にしてくれて。またいつか、笑って会おうね。小麦より🐾(こぎ歴15年、心は今も家族の中)