ツムギとチェルシー -2ページ目

僕は芸大に通っていて、主に油絵を描いてます。
絵を描くのは好きです。
言葉で言えない事が絵なら表現出来る事があります。

僕の描く絵は抽象画です。
好き勝手にやってます。
知識や技術の積み重ねの無い、衝動のはけ口みたいな絵です。
絵の中にチェルシーがいる時もあります。
いない時もあります。
名前が違う時もあります。

きっと心に穴が空いた時に、どうしようもなくなって、どうにかしなくちゃって、強く想い過ぎて、
他のもので埋めた筈の空洞に、まだ何か放り込まなくちゃいけないって、
癖になってるんだと思います。

おかげで今日もこんなんです。

夜って好きです。
最近はそうでもないんですが、昔は生活が昼夜逆転してました。
前はバイトも深夜でやってました。

夜中ってのは何か頭も冴えるし、普段気付けないような事に出会えたりする気がします。
チェルシーも夜の方が好きらしいです。
昼間の、特に人混みとかだとふらふらになります。
白い蛍光灯の明かりが好きなんです。
人工的で嘘くさいやつです。

何か見つけた気がしたら、何とか言葉にしようとします。
何とか言葉に出来たら、忘れないように紙に書いておきます。
それでその辺に適当に置いときます。
忘れた頃に目にする事があります。
読んでみたら、何でこんな事書いたんだってような事しか書かれてません。
なんもかんも嫌になって目をつむってみても眠れません。
なので朝を待ちます。
朝が訪れる頃には僕はそれに気付かないまま眠ってしまっています。
そしてまた何かひとつ忘れてしまうんです。


だけど僕は夜が好きです。
僕は、夜が夜らしく在る事を知っている自分に誇りを持っています。
当たり前が当たり前じゃない世界です。

僕は蛍光灯の不自然な白い光の下で、今日も色んな事を頭ん中駆け巡らせてみます。


深く、深ぁあく。
そうでしょチェルシー?

はじまり

別に誰に見せるわけでもなく、
ちょっとやってみよかなと思いました。

隣の人の頭の中もわからない僕たちですが、
必死に生きてくしかありません。

言葉で伝えれる事もあります。
ぶつけられない言葉もあります。

ここをそいつらの墓場みたいなとこにしたいです。

行くぜチェルシー!!