はてさて、己とはなんだろうか
昔の人はこう言った
我望む、故に我あり

ならばこれも然るべきものだろう
我は望む
我の崩壊を

望んで何が悪いのかわからないしね
僕は消えよう
なんとしてでも

全てから消えるという、全てに「忘れられたい存在」になるという目標を叶えよう
嫌われる努力をしよう

全ては、僕が何も気にせず死ねるように
全てに嫌われる努力をしよう

とりあえずは、そのための傷を左の手首に縫い付けよう
描くように
望むように

僕は望んで。世界から排除されるために。