私は彼の態度のせいで円形脱毛症や原因不明の湿疹がでるようになってしまった。

どうやら彼を甘やかし過ぎたようだ。



私はまず仕事を辞める決意をした。


アルバイト先の社長にも辞める事を伝えた。
あと1ヶ月。


もちろん、今の自分よりステップアップできるように
渋谷のとあるアパレル会社に魅力を感じ、彼が親と田舎に帰郷しているタイミングを狙い面接を受ける事にした。



一週間後、結果
見事、社員として研修付きだが合格した。



厳しい研修があるときき、益々やる気がでた。




これで彼への気持ちが踏ん切りがつく

そんな意気込みだった。



無事洋服屋のアルバイトも終わり
3日間、彼と幸せに過ごしたくて
彼にも休んでもらい
3日間とりあえず一緒の時間を過ごした。

津田沼の街を意味もなく、ぐるぐる回ったりプリクラ撮ったり水族館に行ったり
次の仕事で使う洋服を
就職祝いだそうで
通勤着を買ってもらったり
いつも以上の開放感で、また、次の仕事の厳しい研修をクリアするために思う存分遊んだ。


もちろん幸せな時間だったキラキラ


最終日に、別れを告げる予定でガーン



でも言えなかった。

『次の仕事は土日休みで、朝10時から夜7時まで研修があって、その後は練習があるからしばらくは会えない。』

こんな曖昧な事を言ってしまった。





すると彼は
『それは俺もちょっと寂しいケド、
我慢するよ。





そしたら、
車も、使わないなら貸しててよ』






私、頭の中が
モワァ~ンってして
『いいよ』
と言ってしまった。


そんな私の内心を気づかないまま、彼は
ヒョウヒョウとしていた。


私は洋服屋では
ナンバーワンの売り上げとお客様からの信頼もあり、店に出ればお客様から私の所に来てくれるまでの店員に成長した。

街に出ればナンパもあれば知らない人から本気で告白された事もあった。


私は
今が一番輝いている時期なのかもアップ
と優越感に浸った。


でも私は今までに出会った事のない素敵な彼氏を絶対に裏切りはしないと決めていたので
女友達の誘惑やナンパなどには決して
相手にもせずにいた。


一方、彼は…


私をうざがり始めた。
毎日会っていたので毎日のようにしていただけなのに
うざがり、車を持っている私に対し
上から目線で
迎えにきてと言うようになり、時には
本当に迎えに行って家に送る日だけの時もあった。



なんだか、
あの純粋だった彼は変わってしまったのかもしれない。

そんな事も薄々感じながらも、大切な日は必ず一緒に過ごしたキラキラ


3度目のクリスマスも無事に終わり
幸せいっぱいのクリスマスを過ごしたような、同じようなクリスマスを過ごしたような…

プレゼントはヴィトンのベルニのバックだった。


ここまで書くと
自分でも
なんでこの頃に気がつかなかったのか不思議で仕方ない。


べルニの15万するバックを買ってもらっておきながら
私の心は何か物足りなさを感じた。



当初19才のフリーターだった私は
この二年間で
生活が一気に変わった。


彼の地元を自ら選び洋服屋の店員になり
、休日はその定期を使って彼に会いに行く暮らし


その頃、世間では
ドコモからi-modeが初めて発売された…
彼は開店前から並んでまで携帯を買いに行った。



私は
半年遅れでi-modeになった。

メールなんて初めて打った
もちろん彼に一番に送った


すると、すごく長い文章を絵文字も使い慣れた様子で
一瞬で返事が返ってきた。



この時が初めてだった。
今まで幸せに順調に付き合っていた私達だったが
私の中で
彼への不信感をいだきはじめた。

今思えば
この時がこの時に
きちんとしておけばよかったんだ。