こんばんは!ライカですビーグル犬あたま




いよいよ

朱音ちゃん」〜「藤ちゃん」シリーズ

千秋楽です!!!



*****

藤ちゃん」の悩み&考察シリーズの
最後、3番目…


❸「ひとりじゃない」&「役に立つ」


藤ちゃん」は
入院中、別の亡くなった子が現れたときに
私に こう言った


私のお友達!


お、おう…爆



そのお友達
モヨちゃん」は

入院中
お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、掃除の方…
たくさんの人に助けてもらって
いろいろ 力になってもらって
ものスゴく嬉しかったらしい

自分が元気になることが
助けてくれた人への一番の恩返し
そして、元気になったら
自分も「助ける側」に成りたいと思った


彼女は
主治医である若い女医さんに憧れていた


あんな風になりたいな


でも、彼女は
そのまま、亡くなってしまった


恩返ししたかったのに
恩を仇で返すようなことになってしまった…

助けてくれた人たちが
笑顔になるのを見たかった…

本当は
誰かの役に立ってみたかった…



役に立ちたい



この言葉は
藤ちゃん」も言っていた言葉でした

(そして「朱音ちゃん」の言葉にも繋がる)



なので
入院中の私は
モヨちゃん」と「藤ちゃん」に
退院する前日までに
「還りたい存在」を集めて来てもらうことにした


還りたいけど
還れない存在を
彼女たちに 呼び集めてもらう

(この方法、基本的には、あまりオススメは出来ませんが…)


その人たちを
私が還すことで
彼女たちには
「還りたい人たちを還すお手伝い」をしてもらう形にした


一緒に還る存在だけれども
還す側の存在としての
藤ちゃん」と「モヨちゃん」は
とても頑張った
(20名くらい集まった)


個別対応が必要な
数名を終えた後
もう還るだけになった存在たちは
みんな白い服を着ていて
お互い話をしたり
のんびり過ごしている


私は
彼女たちに
彼女たちのおかげで
今まで還りたくても還れなかった人たちが
たくさん還れるようになったこと
とても役に立ったし
感謝していることを伝えた


お別れが近いのを感じる中
飛行船のイメージの「カノープス (死者を運ぶ船)」
に みんなが乗り込んで行く中
最後のひとりとして
乗り込む前に
藤ちゃん」は
私に、こう言った



私、ひとりだと思ってたけど
 …ひとりじゃなかった

モヨちゃんがいた
一緒だったから 頑張れた
楽しかった


だから、ありがとう



「誰か」や「何か」が還る前は
決まってそうなのだけれど
泣きそうになりながら
「よかったなぁ」と思ったので
気持ちを伝えた



すると
彼女は
私の顔を覗き込んで
さらに、こう言った



だから
あなたも、ひとりじゃない



思いもかけない言葉に
私は 泣きそうになった


私から見たら
彼女は「未成仏霊」に相当する

なので
正直な話
私が「助ける側」で
彼女が「助けられる側」なのだと思っていた



彼女は
私が、誰にも理解されず
独りで たくさんを 背負って来たこと
普通の人が 享受するであろう
「人生の諸々」を 切り捨てたような人生を送って来たことを わかっていて
なんなら「孤独を脱すること」すら 私が捨てたことを
私の中で暮らすうちに 知っていたのだと思う


まさか
藤ちゃん」に
そんな言葉をもらえるとは思っていなかった


驚いた気持ち
ありがたい気持ち
泣きそうな気持ち…

そんな気持ちのまま
飛び立つ「カノープス」のデッキで
手を振りながら遠くなる彼女を見送った



そうこうしているうちに
彼女は また戻って来たのだけれども
戻って来た彼女を見ても
私も
そろそろ 驚かなくなっても来ていた



けれど
今になって
振り返ると
これも 理解できるようになった


彼女は
最終的に
私自身の
ひとりじゃない
を可能にするために
いつも戻って来てくれているのではないか
そう思った



そして
そもそも、彼女が側に居ることで
私を「ひとり」にしていない
のだとも思う



さらには
今後の私が
物理的に「ひとりじゃない」を
可能にする ために
彼女は、動いてくれているような気もする




「助けられる」フリをして
最終的に助けてくれるのが
私にとっての藤ちゃんです



一見
クールビューティーで
頭脳明晰で
大きな何かを見ながら
客観的に判断して動いていくからこそ
「情が薄い」ように思われることもあるけれど

本当は
目先の何かではなく
大きな何かを可能にするために動いているから
そのように見えるだけで
その大きな何か
いつも
とても壮大で 温かい

静かな海のような
大きな大きな愛情 
いつも そこにある



あぁ、川のように思っていた何かが
海まで来たのだなぁと感じた…

大きすぎる何かを目の前にすると
言葉って出て来なくなるなぁ…



そして
そういや、そんなブログを書いたな…

チームは、ここまで見ていたのかも


そろそろ
「準備」が 整ったのだと思った


藤ちゃん」を
分霊して
今度お会いしたときに
お渡しして来ようと思う

(お相手は、これを読んだならば、迷うことなく「自分のこと」だとわかると思います)



なんで
わざわざ
「分霊」と言うか…



そこ言っとかないと

ブーメランしそうやん


うちにも ちゃんと居るから
これは、返らないやつやで
というお話 笑


そして
最後に
Grandeur」の「公式ハッシュタグ」を貼って終わりたいと思います!!



#ひとりじゃないって最強だ



*****

というわけで
長い長い
朱音ちゃん」〜「藤ちゃん」のシリーズは
ここまでです!!

(同じ魂を分けている方が、もし何かのヒントになったならば幸いです✨)


長いシリーズを まとめて出す形になりましたので
長文&連投になりましたが
もし、ここまで お読みくださっていましたら
お付き合いいただき、本当にありがとうございましたーー!!!ニコニコ

ライカビーグル犬あたま