栃木市は今日も雨ですが、
元気に営業中です。(^O^)/
この時期になると、
クセでボリュームが出たり、
ウネウネする方が多くなり、
ご相談が多くなります。
そこで
クセ毛とは何ぞや?
もともとクセ系というのは、
たんぱく質結合が不規則な髪です。
髪の毛は、
シスチン結合、イオン結合、水素結合と
様々な形式で複合的に絡み合い、
形になっています。
パーマや縮毛矯正は
薬剤によってそれらの結合を一度解いて、
物理的なパワーを加えて
髪の毛を変形させ、
薬剤によって再結合させています。
今日の本題は
毎朝みなさんが頑張ってるブローについて!
ドライヤーやアイロンによって
クセが伸びたり、クセが付いたりしますよね。
あれはですね、
水素結合を利用してます。
ドライヤーを当てると髪のクセが伸びる、
アイロンで形がつく、
寝癖がつく、
濡らすと寝癖がなおる。
これらは全て水素結合によるものです。
この時期に多い
クセ毛の人がドライヤーをかけても、
時間が経つとまたクセが出てくる!
これも水素結合が関係してます。
なぜなのか?
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一度ドライヤーで伸ばしながら
水素結合の意図的再結合をさせ固定化する。
でも、
湿度や汗が多くなるこの時期は
また水分を吸ってしまい
意図的な水素結合は再切断されてしまう。
すると、
もとのクセ毛の状態に戻ってしまいます。
あと髪の毛は水分によって、
膨潤もします。
これも広がる原因です。
ではどうすればいいのか!
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自分で気にかけて欲しい方法としては、
9割乾いたかなと思ったら、
冷風を当ててみる。
そうすると湿ってるところが
冷たく感じるのでよく乾かします。
暑いからドライヤーは嫌だと思っても
最後、冷風で締めてあげて下さい。
不要な水分はよく切る!
これはシャンプー後に
特に良くやっておいてください。
これだけでも少し違います。
注意!!
【アイロンは高温でたんぱく質変性させる為
しっかり形になります。自分でやる場合、
水分が残りすぎた状態でのアイロンは、
ダメージの原因になりますので、
良く乾かしてからアイロンして下さいね】
最後に、
どうにもならなければ
縮毛矯正という手がありますが、
もちろん髪に負担はかけますし、
お金もかかるので
良く相談してみてください。
クセ毛の人は、
悩んでる割には、
クセ毛についてあまり良く
知りません。
これは縮毛矯正かけてすませてしまう、
理美容業界の責任でもあるのですが、
これからはお客様にも髪の毛について
知識を深めて頂きたいと思い、
私も勉強させて頂いております。