おしゃべりな時間 -14ページ目

おしゃべりな時間

おしゃべりな時間へようこそ。


こんにちは。

 

今年の短い夏休みが終わりました。

世のちびっ子はみんな3月から殆どの時間を家に籠り、夏休みなのに愛する祖父母にさえ会えない異常な日常が続いています。

小学生の夏休みとは、人生で一番楽しく純粋にキラキラしている時期。

大人になり幼少期を振り返る時、懐かしむ光景の大半は夏休みの情景だったりします。

 

 

「夏休みどうする?」

何度、この言葉を発したか分かりません。

我が家は、夏にキャンセルになったヨーロッパへの旅を思い、大型連休にキャンセルした北海道旅行を思い、感染防止を一番に思い、悩みに悩んで国内での旅に出かけました。

正直出発までは、気持ちが余り乗らず、本当に楽しいのか?キャーキャー言えるのか?と旅に出る前にこんな気持ちになるのは初めてでしたが、元気な身体で旅行に行けることがこんなにも貴重な経験だったのだ!と思えるこの夏ならではの気持ちの重なりを経験する旅になりました。

 

 

東京から旅に出るポイントとして、

地元の方との交流の少ないところ(自分が感染しているイメージを常に持つ)

感染防止の衛生環境が整備されているところ

を調べ、空路で沖縄に入り、レンタカーで瀬良垣という島になっているホテルへ向かいました。

 

空港やホテル入り口での検温、アルコール消毒、マスクや待つ場所の距離感等、世の中が近未来のような現実の世界、清潔な空間が広がっていました。数ヶ月ぶりに乗る飛行機も移送機と化し、いつもの夏のワイワイな機内ではなく、客数もまばら。パック入りの飲み物が渡され、マスクを少しずらして飲むアッコさんの姿は手慣れたものです。

那覇空港が機内の窓から見えてくる頃には、旅の気分もグッと上がり、透き通る海に囲まれた滑走路に機体が近づくとに「おおー!」と声が出ました。美しい沖縄。

 

 

空港からレンタカーでホテルへ向かい、検温してからチェックイン。ホテル内随所に消毒液が置かれ、部屋の清掃は病院並に行っている旨のメッセージ。部屋からの移動はホテル内においてもマスク着用。徹底した衛生環境を保っていました。

 

 

部屋から見える景色に歓喜とため息が入り混じり、こんなにも美しい景色を見られることができる喜びに涙が出てきました。(大袈裟ですが、本当にウルウルとしました)



「ありがたい、ありがたい」とおばあちゃんのような言葉が自然と出てきます。

本当にありがたい。



 

眩しすぎるほどの瀬良垣の太陽に、3月からの閉塞感が嘘のように吹っ飛び、

「やっぱり人間は太陽の子!」と日焼けなんでどうでもいいやー!という南国特有の開放感が一気に我が家を覆い、日焼けどめもそこそこにプールへと向かわせたのでした。



貸切状態のプールで久しぶりにマスクを外して思いっきり身体を解放させました。





ホテルのプライベートビーチ、ただ我が家のみ。




 

 

たっぷり太陽を浴びてのアペロ。

日焼けのヒリヒリが嬉しい。

 

 

 

夕食はホテル内のレストランで。イタアリン、和食など毎夜異なる食事。海鮮のお味ったら。






 

 一度は本格的な沖縄料理を食べたく「島時間」へ。ランチ終了時間ギリギリのお陰様で我が家のみの貸切状態でした。





 

沖縄発祥のブルーシールアイスを食べに。

紅さつま、ハワイアンブルー、マンゴーと選ぶのに困るほど種類が豊富。アッコさんはシングルなのに、ワタクシダブルで頂きました。



 

 

 

 

 

ホテルで過ごすこと、5日間。

朝食はダイニングでオーダー形式で頂き、夜のダイニングも充分に席間隔を保っての空間。

プールサイドやプライベートビーチで、日がな読書、転た寝。室内プールで遊び、スチームサウナに癒されるをひたすら繰り返し、何もしない、何も考えない、何も口元に装着しない、の非日常を存分に堪能いたしました。

 

 

ホテルからボートで行くシュノーケリングツアーに参加しました。ツアーといっても参加者は我が家のみ。びっくりするほどの透明度の高い海に、更にシュノーケリングで海中を覗いたら一体どんな世界が広がっているのでしょうか、というワクワクしかありません。

いざ海に飛び込む瞬間ワタクシが一番ビビってしまい、ジャァボーっンと落っこちるように船から入水(落水)。「結構派手に飛び込みましたね〜」とガイドの方に呆れられながらも、その方が持つレスキュー用の浮き輪に必死にしがみ付きながらシュノーケリングを楽しみました。

 

いざ潜ってしまうと海底に広がる”図鑑や映像で見た世界”が目の前に広がり、興奮と感動が止まらず。とんでもない洒落た色を纏った魚が目の前を走り、クマノミや隠れクマノミが目の前で遊び、ハリセンボンの針が出る前と後の姿を見せて頂き、イカや小魚の大群が近くにいたりと海の中って忙しいのです。いちばんの興奮は、遭遇率40%という微妙な確率のウミガメと一緒に泳ぐことができた瞬間です。

ゴーグルの中は、いうまでもなく大粒の涙です。

「ありがたい、ありがたい」とここでも自然と口に出そうになりますが、声を出すと海水が入ってきて死んでしまうので、モゴモゴと自分の中で唱えました。

さらに、アオウミガメが優雅に泳ぎ、「本当はすぐに逃げてしまうんですけど、今日は珍しいですよ」というセールストークを鵜呑みにした我が家は家族でウミガメと一緒に泳ぎ戯れるという浦島太郎もびっくりなこのまま竜宮城に行けるのでは?と勘違いさせてくれる時間を過ごすことができました。

奇跡のようなひと時ってあるのですね。

沖縄の海の中で起こっている忙しい魚達の日常を少し覗かせて頂きました。ありがとう。

餌をあげることができたので、寄ってきた小魚にハグと心からキスをしておきました。




この海に驚くほど、日焼けをした我が家。

 



美しい海の情景とありがたいことにその中の世界をほんの少し覗かせて頂きました。

見えた世界はきっとアッコさんの心のどこかに残り続けるでしょう。

見たことない世界をみた後は自然と残したくなるようで、夏の課題は瀬良垣の青く深く、エメラルドの透明な海を何日もかけて描きました。


 

 日焼けしたその姿で、2学期が始まりました。

小学校最後の夏休み、いつもと違う日常が我が家を瀬良垣へと導いてくれましたが、いつもの夏の何倍も心に染みる旅になりました。



ありがとうございました。