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ラゴーンのブログ

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競馬用語:パドック。馬がレース前にその日の状態を客に見せる為に周回する場所。

競馬場の門をくぐったら、売店に行く→酒とつまみを買う→パドックへ向かう→馬券を買う→4コーナーで吠える→うなだれる→酒とつまみの処に戻る。基本的にはコレが正しい競馬の楽しみ方です。

競馬場に行くと、必ず「パドックじじい」と言う妖怪に会えます。人間で言うと、60歳位の小柄な爺さんみたいな見た目の妖怪なんですが、パドックで馬を見ている人間に近づいて来て、誰に言うとも無く、大きめの声で馬の解説を始めます。

「あ~6番イイね、胸前の筋肉がああいう馬がダートには向いてんだよ。」とか、「う~ん、6番は気合のノリが最高だな、コリャ今回は勝負に来てんな藤沢厩舎は。」等と、隣でデカい声でさも偉そうに馬の薀蓄を垂れ流し続けます。


レースが始まる時にスタンドに行くと、何故か隣にパドックじじいが居ます。
スタート後「いいスタートだ!ほら6番!」
向こう正面「よーし、、イイね6番!やっぱり俺の言う通りだ!!」
4コーナー「よしよし!よ~し!!」

最後の直線、パドックじじいの掛け声とは裏腹に、6番の馬は逆噴射を始めます。
実はパドックじじいの囁きに負け、うっかり6番から買っていた私は、パドックじじいは何も悪く無いのに、一言何か言ってやりたくて振り返ると、そこにはもうパドックじじいの姿は有りません。


今まで色んな競馬場に行きましたが、必ずパドックじじいは全国の競馬場に存在します。
幽霊やオバケの類は信じない私ですが、妖怪だけはこの世に居ると断言出来ます。

ラゴーンカンパニーでした。