怒り心頭の家作りから、もう4年。
四季工房の家に住んで3年半になる。
あんなに嫌な思いをした家に住むことが、最初は本当に苦痛だった。
家作りに携わってた人間が誰も居なくなり、
全く信用を失ってしまった四季工房と
今後付き合うのは真っ平ゴメンだ。
今後のメンテナンスは他所でお願いしよう。
そう思っていた。
家が完成した後に担当になったSさん(女性)が、
これまで蓄積された怒りを、一つ一つ消していってくれた。
これまで不当な扱いをうけた腹いせに、
少し無茶なお願いをした時も、快く引き受けてくれた。
(2階全体と階段に松脂が大量発生し、真っ黒になったのを、
一緒に取ってくれた。
これが夏のかなり暑い日、二人で汗を流しながらひたすら床を
力いっぱい磨くから、相当消耗するのだ。
松は、松脂が出る場合があるので、木を選ぶ際は要注意だ。
今もまだ松脂がでている。出なくなる日がくるのだろうか・・・?)
Sさんが、ゼロになった四季工房への信頼を70%まで引き上げて、
一昨年家庭の事情で退職された。
またしても担当が代わるのか・・・。
これで4人目?もはや人数を数える気力もない。
ある日、突然人が尋ねてきた。
「四季工房のAを申します。近くで用が合ったので、寄ってみました」
聞いた事がない名前にいぶかしむ自分をよそに、
A氏は、どうやらおいしいパンをおすそ分けしに来てくれたらしい。
パンは美味しかったが、
何よりも、挨拶に来てくれた事が嬉しかった。
この人が新しい担当か。Sさん同様に信用できるかもしれない。
その後、国が急に言ってきた太陽光発電の手続き
(未だに意味不明だが)も、四季工房が一括でやってくれた。
当時の話を聞くことが出来た。
リフォーム会社と提携していた事。そのメンバーが担当していた事。
その者達が、施主だけでなく、会社にも黙って勝手に辞めていた事。
ただし、会社に関しては自分の知ったことではないし、
施主が知ることでもない。
そもそも提携した会社が「四季工房」の看板を使って
施工された側はたまったものではない。
なぜ一人でもトップに生粋の四季工房の人間を置かなかったのか!
自分が調べに調べて選んだ四季工房とは違うのである。
たとえハード面は同じであっても。
作るのは人間である。住むのも人間である。
絶対にやってはいけない失敗をやったわけである。
この説明は、現場監督が途中で居なくなった時点でするべきである。
いや本来ならば最初にしてしかるべきである。
遅すぎる!
内情を知ってすっきりしたことは確かだが、
その事によって、別の憤りを感じる。
結論。
一旦ゼロになった四季工房の信用を、
四季工房の人間が回復させる努力をし、
今も真摯に対応してくれていることで、
ほぼ100%に近いところまで戻してくれているが、
完全に100%になるには、まだまだ四季工房の努力が必要である。
願わくば、もう担当が代わりませんように。