マーティン・スコセッシ監督。
レオナルド・ディカプリオ、マット・ディモン、ジャック・ニコルソン豪華競演。
豪華キャストにマーティン・スコセッシ監督とくれば、観るしかない!
しかも、これは、わたしが大好きな香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクバージョン。
かなり期待して、そして、かなり不安を抱いて観にいってまいりました。
ストーリーは、香港版を踏襲。
警察に潜り込んだマフィア と マフィアに潜入した警察の心の葛藤と変化を恋愛を絡めて描くサスペンス。
まず特筆すべきは、ジャック・ニコルソンの怪演!
主役の二人を食う演技に、感服。
観ていて、かなり面白く、引き込まれて映画に食らい付いていました。
でも、わたし個人は香港版のほうが好きです。
ハリウッド版は商業映画として、勧善懲悪に則った結末になっています。
つまり、悪は滅びるべきである。
その結末、すっきりすべきところであるのに、香港版を観ているせいか、イマイチぴんとこないのであります。
又、本来あるべき立場と正反対の立場に置かれた二人の男の心の葛藤の描き方が、サスペンスを追うことを主としたためか、物足りない印象を受けました。
『負の立場におかれた正の人』は、負の環境の中で正であり続けられるのか?
『正の立場におかれた負の人』は、正の環境の中で悪であり続けるのか?
そこをもう少し、ぐっと突っ込んで欲しかった!!
そこを、インファナル・アフェアは、観ている側に色々と考えさせられるラストで締めくくっています。
そして、インファナル・アフェアは映像も美しい。
何度となく出てくる屋上のシーンの空の青さが、人間の内面のもろさや浅はかさ、汚さと対照的で、本当に美しい。
ぜひぜひ、こちらもご覧ください。
トニー・レオンの渋い抑えた演技が素敵。
青が美しいでしょう??
あれ?ディパーテッドの話のはずなのに、インファナル・アフェアがメインになっちゃった・・・・。