セバスチャン:「おや、ベアトリス。

何を運んでいるんだね?」




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ベアトリス:あ、セバスチャンおじさん!

昨日ね、私、通りすがりの画家の人に

肖像画を描いてもらったの!

すごいでしょ、コレ! 




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セバスチャン:「……ほー、これは大変独創的な……

でも……なんで

目玉焼きとレタスとトマトとナスと絵筆

が飛んでいるのかな?」



ベアトリス:その画家さんは、

そのときのイマジネーションをすごく大切に

しているんだって!


私を描いているときに、

『視える……目玉焼きとレタスとトマトとナスと絵筆が

キミの背後に視える……』


って言いながら描いてたの。 


すごいイマジネーションだよね!



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セバスチャン:「……ほほーう……」


まあ、ベアトリス、

その絵、あなたね?

そっくりじゃないの?

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ベアトリス:レディー・ミッチェル!

えへっ、似てますか~?

わたし、肖像画を描いてもらうって

初めてだから、

すごくうれしくって! 



もう、あなたそのものよ!

ねえ、セバスチャン、

この絵をあそこにかけたらどうかしら?


セバスチャン:「……このような絵でも、よろしいのですか?奥様」


ベアトリスが可愛く描けているし、

目玉焼きだなんて、なんて大胆な発想かしら。

面白いから、飾っておきましょうよ。


セバスチャン:「かしこまりました、奥様」


ベアトリス:わあ、ちょっと恥ずかしいけど、

うれしいな♪

ありがとうございます、レディー・ミッチェル! 



うふふ、絵にタイトルをつけるとすれば、

さしづめ

『ベアトリスの不思議な世界』かしら?

ごきげんよう