今年のお盆は、母方祖母の初盆でした。
亡くなった時もお通夜もお葬式も「妊婦だから」と言われ
最低限しか出席できず、いまだ祖母の亡くなった実感がありません。
親戚から総ブロックで「お前は元気な子供を産むことがばあちゃんへの供養だ」と
祖母の死に顔すら”お腹の子にさわるといけないから”と見せてもらえませんでした。
”ほっとけ”と言われるくらい儀礼的なモノがない浄土真宗のわが地元。
初盆もみんなで集まってご飯食べて、お墓参りのみ。
曹洞宗の夫は形式の違いにひたすら戸惑っておりました。
95歳になる母方祖父はまだらボケが始まってますが、ひ孫と初対面がはたせました。
本当は里帰り中に会いに行きたかったのですが、
なぜか母ルミコが「今じゃなくていいじゃない」とやんわり拒否し続けてきたので
じーちゃんはわたしが生まれたころにはまるくなってたが、
若い時には相当暴君そうな。じーちゃんがもう少しおとなしかったら
母は穏やかな性格だったのかしら・・・
ようやく今回の運びになりました。
「○○だよ!ひ孫連れてきたよ!」と挨拶したら
じーちゃん、泣いてたよ・・・
食事会の後、わたしと夫と息子は先に帰らせてもらったのですが
わたしたちが帰った後、祖父は「もっとあやしたかったなあ」と
また泣いていたそうです。
9月は母方曾祖父の命日があるので、
また息子を連れてじーちゃんに会いに行ってきます。