母は荼毘にふされ、
小さなお骨になって、
5年数ヵ月ぶりに家に帰ってきました。

認知症になり、大変な人生だと思いながら、
母の遺影を探していたら、
そこには、友達と旅行に行く姿、
着物を着て仲間と微笑む姿、
コーラスをしている姿、何よりも孫と過ごすたくさんの姿がありました。
輝く瞬間を切り取られた写真を見て、
母の人生、いい人生だったとねと言ってあげたくなりました。

好きだった書道の作品もたくさん残されていて、棺に納めました。

お母さん、
ありがとう、
ごめんね、
許してください、
愛してます

これからも強く生きていきます。