プリンセスには二種類あると思う。
『生まれながらのプリンセス』と『成り上がりのプリンセス』
ヨーロッパではこの『成り上がりもプリンセス』は大変貴重なポジションだった。
この頃、ほとんどの王侯貴族は政略結婚だったため、彼らには愛人=『寵姫』がいた。
アニェス・ソレル(1421-1450)は歴史上初の『公式寵姫
』とされている。
『公式寵姫
』は、王妃同様に、または、それ以上の権力と、権威を持っていた。
彼女の権力がいかに絶大だったかというと…
『それまで男性にしか着用が許されなかった『ダイヤモンド
』の着用をはじめて許された女性である』 という程!!!
アニェスは15世紀・フランス・シャルル7世の彼女。下っ端兵士
の娘として生まれたというから、大出世!!!でも最期は痛ましく、水銀中毒が原因で亡くなったとか…まだ29歳!!!
この水銀中毒には、毒殺されたという噂と、この時代、美白のために塗りたくっていたおしろい
説とあるんだって~
日本女性も美白に一生懸命だけど、水銀はちょっと~![]()
画家ジャン・フーケが彼女をモデルに絵
を描いている。
↑
この絵のように、彼女は常に片方の胸をむきだしで、宮中でもこのファッションが流行ったらしい…
(フーケ『ムーランの聖母子』)
確かにキレイな女性だけど…このファッションはちょっとおかしい笑![]()
わらい
参照:
中野京子『怖い絵 3』、2009


』の派生ブログとしてスタートします。
の国。
のような、プリンセス