めっちゃかゆいのと格闘してます。


さて
今日は久しぶりにある作品の紹介でも。


"脱兎リベンジ"


というライトノベルです。

ストーリーは

「宇宙人」と揶揄され、友達もいない内気な高校生・兎田晃吉。
軽音楽部に所属する彼の唯一の趣味はギター。
文化祭を控えるも、彼にはバンドを組む仲間もなく、イケメン部長・志鷹の嫌がらせで練習場所もない。
そんな兎田と偶然出会い、事情と実力を知った漫研の部長・兎毛成結奈は、彼にリベンジを達成させるため、なにやら妙な友達を集め始めるのだが……。
軽音部の笑われ者と、漫研の実力者、ふたりの残念な出会いが新しい才能を開花させる!
(※公式HPより抜粋)

こんな感じです。
音楽モノの作品で注目作という噂を聞いたので購入し読んでみました。



感想から色々と述べることにします。

なかなかおもしろいです。
普通に内気な少年が文化祭で演奏するのを目標に奮闘するがんばり物語だけではないんだよね。
音楽をやっている人って
兎田くん側と志鷹先輩側と2種類なんじゃないかと思うんです。
この対比がうまく描かれていて読み応えはすごく良かったです。

1巻完結だったので
登場人物の設定の強引さやストーリーの忙しさはあったかな。
展開も割とベタなのが多いです。
ただ
それでもすべての伏線の回収には感服でした。
終盤の失速はあったけど
しっかりと完結されていて読み終わってすっきりしたわ。

コメディではないので萌えとかもなく読みやすい。
印象としては、
BECKをもっと簡単に中高生向きに易しく書かれているような感じでした。
BECK読んだことないけどwwwwww
すごく今どきの要素とかも多くてなるほどーと思うところもあったり。

何かを目指すものがあって、でも悩んでる人とかが見るといいかも。
音楽がメインだけど、思想の部分としてはどの分野でも当て嵌まると思います。




言ってしまえば
音楽のことを題材に書くとなると結局こういうことが言いたいんだよねっていう話。
もちろんそれが悪いことではないし
むしろそれを言う人が増えて音楽人の意識が高まれば最高だと思います。
こうやってしっかりと形になって世に出てくるのは素敵です。

音楽は世界を変えることは出来る。
もちろん音楽だけじゃないけど。
それとやっぱり信じることが大事だね。

とにかく周りの人間がかっこよすぎる。
特に兎毛成。
あ、これ"ともなり"って読んでね。
すごくかっこいい、そして素敵過ぎる。
こういうキャラってだいたい主人公の悪友の男友達みたいなイメージあるけど
兎毛成ちゃんは女の先輩やし漫画描いてるし、なのにかっこいいんだよね。
ずるいです。
ある意味兎毛成ちゃんも主人公だなぁと思います。

なんだよこれつまんねーよksっていうことはないので
気になる方はぜひ読んでみてはどうでしょうか。


脱兎リベンジ (ガガガ文庫)/秀章

¥620
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いやー
買って早々に読破してしまった。
なかなかおもしろかったわー。
けいおんのおかげもあってか
音楽を題材にした漫画も増えてるしね、えrgもいくつか出たし。
こうやってラノベでも出てきたのは良いねー。
bamboo社長がある日のニコ生かなんかで

「音楽が題材なんてダメだよ、やめたほうがいいよ。って言われていた」

なんて言ってました。
タブーまでは言わないけど、流行らないしイマイチだよと言われてたらしいです。
しかし
結果的にキラ☆キラは無事にヒットしてカーテンコール、さらにはDEARDROPSまで。
その表ではけいおんが大ヒット。
オリコンがオワコンとかなってる昨今で
二次産業は空前の音楽ものブームが炸裂です。

これも偶然だと思います。
だけど
社長が信じた音楽モノの力はしっかりと実ったわけです。
社長の有言実行力はハンパないねー。
僕も社長みたいに漢になりたいと思うのでした。




音楽の素晴らしさをまた改めて痛感です。
言ってるだけでなく僕も与える側にまた戻らないとね。
復帰頑張ります。

雑談とかはまた今度書きます^q^
だって基本的に何もないです^q^
せっかく書きたいことが見つかったので書いたよ!
クリエイティブなこともっとどんどんやっていかないと。

Bye-byeヾ(゚ω゚)ノ゛