今日は映画の話 | マロウの徒然日記

マロウの徒然日記

ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・

今日も寒かったですね

昨日
残りのツルバラを剪定、誘引しました。
が、
果たして、
これでいいのか、まずいのか、
まだまだ不安、
自信が持てません。

でも、終わったことで、
ちょっと達成感爆笑
(ホンマめでたい性格)

ウチの庭に咲いてるバラは、

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ミニバラのほほえみだけになりました。

最低気温がマイナスになってる
昨日、今日ですから、
そりゃバラも
休眠するわなあ。

ついでに私も
10度を下回ったら、
冬眠できたらええのに…
時々思いますてへぺろ




さて今日は、
映画を観てきました。

「オリエント急行殺人事件」
アガサ・クリスティ原作のです。

推理物は大好きです。
殺人事件を扱ってる作品は、
犯人を探していく謎解きが、
もちろん面白いのですが、
私にとって作品評価につながる
大事な要素は、
殺人に至る動機です。

この動機にこそ、
人間の本質が出るわけで、
人間模様や
感情のもつれや
人としての愚かさや醜さ、
哀れさに
共感したり反発したりすることで、
心揺さぶられるのです。


アガサの作品は、
時代的にいって古い。
だからこそ、
人間臭くて私の感覚に合います。

現在リアルに起こっている事件には、
動機に共感しにくいものが
多くなってきたでしょ。

通り魔だとか、
自殺サイトがらみだとか、
薬物がらみだとか…。
ただ世の中が面白くないとかいう理由だったりするじゃない。
共感しにくいプンプン



どんな動機にしろ
犯罪は許されませんが、
まだ人情的に
情状酌量の余地があるものは、
他人事ながら
考えさせられると思いませんか。

今日の作品も、
被害者は
殺してやりたい奴でしたよ。
でもその役、
大好きな、ジョニー・デップ
がやってました。
(海賊の方がぴったりやけどな)ニヤリ

名探偵ポワロは、
謎解き終わって言いました。
「今回の事件は、
正義と悪を天秤にかければ、
どちらにもフリコが傾かない」

殺人は大罪である。
しかしながら
殺される理由には、
納得できる点もある。
長い間、苦しめられ、
人生を狂わされてきた人たちを解き放つ
手段としての殺人。

なーんかな、
犯罪という言葉で割りきられへん
人の性みたいなものを
感じるやろおねがい


だから映画って、
ホントに楽しいですね。

今日はこの辺で、
サヨナラ、サヨナラ
バイバイ

(淀川長治さんか?)