ドクダミのその後 | マロウの徒然日記

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ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・

拙いこのブログですが、
時々「ドクダミ」が検索され、
ずいぶん前の
『おそるべし、ドクダミの生命力』
という記事を読んで下さる方がいらっしゃるようです。
ありがとうございます。

その記事には
ドクダミが、
絶やそうとしても絶やすことのできない
頑強な繁殖力を持っていることを書いたのですが、
あれからも、わが家ではドクダミが健在です。

わが家のドクダミは、
私が嫁いでくるずーっと以前から
敷地の端っこに自生してたんです。

そこが、家の新築にともないコンクリートを敷いたにもかかわらずですよ、
隣家のプロック塀との隙間に生えてるんです。

いや、ここだけならいいですよ。
この根がコンクリートの下をくぐって
2.3m離れた、この場所にこのように出てきます。

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花壇とテラコッタタイルの隙間から
芽を出し、
成長してます。


昨年の冬もね、
花壇の中を植え替える際に、
かなり深く掘って、
根を取り除いたんですよ。
もう絶滅させるぐらいのつもりで。

だけど、あたたかなると

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花壇の中のバジルの隣から、

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ブロック塀との境から、


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花壇の縁石とタイルの隙間から…。

というように、
あちこちから、芽を出します。
もちろん、気づけば根から引っこ抜こうとしますよ。
ただ、この根が深い。
完全に取り除けずに、ちぎれてしまう。
わずかなちぎれ根からでも、
立派に芽を出すのが、
ドクダミの凄さです。

正直、
恐れ入ります笑い泣き


でも、
このドクダミもね、
和製ハーブとしてかなり有能な植物でしょ。
煎じて飲めば、
体内の老廃物を流して美肌にしてくれるし、
便秘にも効くし。
目の仇にするのは、失礼よね。

他の植物の領域侵犯をしないならば…と、
植木鉢にちょこっと根を入れたら、

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ほれ、この通り。
鉢の中満員、じゃなくて満菜。

これ、緑と銅葉の2種類の葉が入ってるんじゃないですよ。
花が終わる頃から、葉が銅色になってくるんです。
花の画像は撮ってませんが、
白くてかわいいですよ。

ん?これは⁇

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いつの間にか
青シソの種も紛れ込んでたみたいね。

効能はさまざまあるのに、
匂いが独特なため、
煎じて飲むのも、飲みにくくて続けにくいですよね。
ハトムギやプアール茶に混ぜる方もいらっしゃるみたいです。
かく言う私も、ほうじ茶やウーロン茶に混ぜないと飲めないのですが。


夏越し、冬越しさせたくて、置き場所を替えたり鉢上げしたりと
手を尽くしても枯れてしまうものもある一方で、
取り除こうとしても除ききれないこの植物のたくましさに、
今では、敬意を払いたいような気持ちです。