昨日から、各地で大雪、大変そうですね。
他人事のような書き方ですが、
ここらへん(瀬戸内海地方)は、ほんと、
住みやすいところなんですわ。
雪ったって、交通マヒがおきるほどじゃないし・・・。
寒いったって、氷点下にはならないし・・・。
それだからか、子どもの時からよく聞かされてたのは、
県民性として、「辛抱強くない」という自慢できない特性。
みんながみんなそうじゃないと思いますが、
私は、どちらかというと辛抱強くない(情けないけど・・・)。
でも小雨が降る今日も、庭仕事はお休み。
今日は、切れかかっているクリームや化粧水を作りました。
基礎化粧品を自分で作るようになって半年。
けっこう、気に入ってるんです。
毎日のように新聞には化粧品の広告が掲載されてるでしょ。
それでもって、
「ぴーんと張り」とか
「すべすべ、つるつる」とか、
おまけにモニターらしき女性のビフォー、アフターの写真入りで。
いかにも効果有りそうでしょう。
何度もこの手の広告に惑わされましたよ。
いくつか試しもしましたけどね。
でもね、毎日使う物だから、高価すぎると続かないし、
本当に満足できる物ってなかなか巡り会えなかったんです。
ハーブやエッセンシャルオイルを使うようになって、
古くから使われている自然の物には、理にかなったわけがあると
思うようになってきました。
実際、シアバターやマカデミアンナッツオイルを使ったクリームは、
毎冬、乾燥小じわで悩んでいた私の味方になってくれましたよ。
そりゃねえ、すでに刻まれてしまった深い目の下のシワは、
元にはもどりませんよ。
けれども、ほっぺも額も以前に比べて萎れ方が少ないもの。
それだけでも、おばさんにとってはうれしいこと。
クリームを塗りながら、思い出すエピソード。
教師時代のね。
学級担任が不在の時に、自習授業の監督に行くことがあるんだけど。
小学2年生の教室にその年初めて行ったとき、
「先生のこと知ってる?先生は、この学校で一番美人のマロウ先生でーす。」
なんて冗談半分で自己紹介すると、
たいていの男の子は
「うえーっ」(吐き気を催す真似)
とか言って、冗談と知って反論ジェスチャーを示してくれるんですが、
中には、めっちゃ真面目子ちゃんがいて、
じーっと私の顔を見つめ、わざわざ私のところまでやってきて、
こっそりと耳元で
「先生・・・、そんなこと言うけどね、ほっぺのところはいいけど、ここんとこにシワがあるよ。」
と、これまたご丁寧にリアルなご指摘。
(ははん。彼女は私が言った『学校で一番の美人』というジョークが通じず、美人でないという事実をわざわざ伝えに来たわけね。)
おかしいやら、この子の生真面目さが可愛いやら・・・。
そりゃさあ、シワもできますわいな。
ストレスと闘いながら仕事してるんだもーんと、その頃は気にも留めなかったけれど、
今じゃ、マジ気になるわあ。
そんな昔話を思い出しながら、せっせこ塗ってるのよ、自作クリームを。