着物でお出かけ | マロウの徒然日記

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ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・

今日は、初めて自分で着物を着て出かけました。
今まで人に着せてもらったことはあっても、
自分一人で着て人前に出ることはなかったので(浴衣以外は)、
年甲斐もなく
超うれしーい!のです。

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でも、この暑い時期に着物?と言われそうですが、
今日出かけたのは
神戸ファッション美術館。
「涼をよぶロマン着物展」と題して大正~昭和初期の着物展が開催されていて、
期間中は着物で訪れると入館料が無料なんです。
無料に惹かれたのは、ほんのおまけで、
本当はちょっとでも着られるようになると、
着てどこかへ出かけたいと思うんですよ。
もちろん、展覧会の内容に興味があったのが一番ですが・・・。

でも、普段Tシャツ一枚で過ごしている身にとって
いかに夏物の単衣といえども
確かに着物は
暑い。

着物の下には
補正用の
さらしとタオル
肌襦袢
長襦袢
これらを留めるために
伊達締めやら紐
帯板を装着し
着物の上には
これまた夏用の名古屋帯を二重に巻いて・・・と、
「いったい私の胴回りは何重になってるの?」
と道中の電車の中で考えてみたら、
はあーっ、昔の人はよくまあこんな物を日常着ていたもんだ
と感心することしきり。

「そうまでして、暑い時期に着物着んでもええんちゃうのん」
と言われそうですが、
何というかなあ・・・
着物が好きになってしまったというか、
魅了されてしまったというか、
日常着ないものだから、機会があれば一回でも多く袖を通したい
と思ってしまうのよね。

着物の魅力は何だろうと展覧会のお品を見ながら考えていたら
そうか、
『布の風合いや柄の美しさ』
『染めや織りといった巧みな技』
なのかな・・・と思いました。
それに、
『帯や帯締めなどのコーディネートの妙』というのも
着物の虜になるよなあ。
と、着物の魅力について書き出すと長くなりそうなので
これはまた、別の機会に書くことにします。