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今となって
さいごにあったとき
どうしたっけ?なんて
おもいだせず。
まさかあれが
さいごだなんて。
いつでもまた
まっていてくれてる
つもりでいた。
きみはでも
いってしまった。
きみだって
さいごまでそんなつもり
なかったろう。
きみはいつも
前しか向かない子だから。
明日には灰になるきみ。
夏が終わると同時に
きみがきえてしまうようだ。

今日は久しぶりに雨。
きっとまた泣いてしまう。
いたらないのはじぶんのせいなのに。
泣くくらいなら
生きてるうちにもっともっと
色々やるべきだったのに。

いつも待っててくれた
いつもまたせてばっかりで
人間の都合を押し付けてしまった。
きみはそれでも
嬉しそうにうけいれてくれた
いつでもわたしにとって
最高の犬だった。



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